何か面白い小説を読みたいと思う時に

書店に並べられている本を眺めて

より自分に合うものを探します。


ただ探す基準を設定していなければ

膨大な時間を要します。

良書を探し出すための

集中力が切れた時は

好きな作家から選びます。


貴志祐介

垣根涼介

雫井脩介

介に縁がある⁉︎


そして今回は貴志祐介から選びました。

今まで知らなかったタイトルで

絵画のような装丁が印象的です。


貴志祐介の【悪の教典】に衝撃を受け

そこからファンになりました。




主人公は探偵。

前世をテーマにしていて

オカルト要素が強いのですが

それにリアリティを持たせています。

1番印象的なシーンは

ちょうど中盤にある暴力シーン。

暴力団の組長が、メキシコマフィアの

親分に制裁を加えるのですが

衝撃的な内容です。


メキシコマフィアが諸悪の根源として

描かれているため、ある意味

痛快なシーンでもあります。


物語の中に有名な曲が

いくつか登場してきます。

この小説のタイトルにもある

ウィーアーオールアローンという曲が

深く関係していきます。


いろいろな伏線があります。

伏線が多すぎて

全て回収できていない気がしています。。

でもとても楽しく、一気に読めた本なので

またいつか読み返すと思います。

その時にもっと深く理解できれば

と思います☺︎