0月18日 土曜

 

これから目指す入笠山(にゅうがさやま)は標高1,955m

南アルプスに属す最も東に位置する山

山頂は360度のパノラマ

南アルプスはもちろん八ヶ岳、遠くは富士山も望む

日本三百名山さらには花の百名山

山に囲まれた静かな湿原が多く、入笠湿原はすずらんの大群生地

 

入笠山湿原ユースホステルから入笠山へ

2年ほど前の冬、私は山頂まで登っている。その時は雪道を歩いた。

今回は雪はない。

露出した岩も多いだろう。

登頂できるだろうか?

 

あさ、食堂からは八ヶ岳連峰がよく見えた。今日の天気は良さそうだ。

8時ごろに出発した。

歩いて20分程度で富士見パノラマゴンドラにつく。冬はスキー客、今の時期は登山客、それに目立つのはマンテンバイクを持っている若者たち。

スキーコースを駆け降りるいわゆるダウンヒル、ヒルクライムだ。

今回は良いことがあった。

やった!ラッキー。実は・・・

富士見町に泊まった人は富士見パノラマゴンドラ往復無料・キャンペン期間でユースホステルから引換券をもらっていた。

 

さてゴンドラに乗って山頂駅に着き、2年前に来た時を思い出しながら、どう行くか考える。

左の広い林道は、これでもよいが時間がかかる。そのうちに・・・。

前の人の後を着くように、階段を上って、登山道を進んだ。

ところがなかなかこの道は難しく、こちらは危ない、行ってはいけないとロープが張られているが、そのロープは右側に又は左側に変わり、また無かったりするところもあり、どちらに道が行ってるかわからず、苦労の連続だった。

何度もつまずいて倒れそうになり、帰りは歩きたくないほど大変な道だった。

何とか20分程度歩いて、危なっかしい道を越えて林道に出た。

 

林道に出ると、登山道と林道は十字に交差している。

登山道を通るなら、林道を越えて進めば良いのだが、その登山道はたくさんの階段になっていて、ちょっと危なっかしい登山道と、記憶にある。

ここからは登山道はやめて、なるたけ林道を行くのがよさそうだ。

ところが林道を行くとしても、その林道を、右に行くか、左に行くか?

迷って立ち止まっていた。

今日は土曜日で、紅葉の季節、登山者が多く、出会いもいろいろで嬉しい。

ちょうどそこに大きな案内板があり、それをペアが見ていたので、「山頂に行くのはこの林道を右か、左か?わかりますか」と聞いてみた。

看板を見て、そしてスマホにも目をやって「左の方じゃないか」と言う。

確かに林道を見ると、左のほうは少しずつ上りで、右の方は少しずつ下っていた。

しかしそうだろうかと、何となく違和感があり、立ち止まっていると・・・前に来たとき左のほうの道へ行ってゴンドラの駅に行ったと言う気がしてきた。

そうしているうちに、登山者は少しずつ登山道から上がってきた。

そして確認のために何人かに聞いてみると、看板を見ても、みんな分んないみたいだ。頂上は左だろうとか、右とかいう人がいた。

みんなみんな、「あっちだ。こっちだ」と心配してくれたが、どちらに行くか困った。

そのうちにだんだん記憶が蘇り、そうだ、ここは左ではなくて右だと分かってきた。

そして右の林道を進んだ。

皆さんは、まっすぐに登山道に行った。

みんながみんな心配してくれる良い出会いってこんなところにもあるんだなぁ。と嬉しかった。

林道を行くと、すぐに通行止めがあったが、よく見ると車両通行止めなので、そのまま先へ行った。

林道の終点近くには、天文台と山荘があり、そこまでは問題なく進んだ。

 

ここからは本格的な登山道となり入笠山の山頂に続く。

大きな岩、石ころ、登山道に張り出した大きな根、そんな道を超えて1時間もしないで山頂についた。

山頂にはたくさんの人が、写真を撮ったり楽しんでいた。

やや雲も出ているが、山頂では山はやっと見える・・・誰かが富士山が見えると言っていたが、私には見えなかった。