桃岩荘の話

桃岩荘は全国的に有名なユースホステルだ。

よく新聞に載り、またテレビ、雑誌などでも紹介される。

今では多くの人がSNSに投稿している。

有名なことの1つは、何をやるにも、奇抜で大げさ。

鈴を鳴らし、太鼓たたきベルを鳴らして、玄関前で大はしゃぎの歓迎。

それは宿泊者もスタッフも、みんなでやるから、すごいことになる。

どこのホテルでも真似できない。

普通ならそんな事は、やらなくてもいいのに、全てがびっくり

そんなここが大好きな人は、大好きだろうし、馬鹿らしいと言えばそれまで。

 

ちょっと真似できない、凄いこと一つ紹介。

昨夜ミーティングをやった広間は学校の教室2つ分ぐらい、いやもう少し広いかな。

朝起きて広間に行くと、若い人たちが端で整列している。その数14 ~15人、みんなが箒(ほうき)を持っている。

何が始まるのか?と思っていると・・・

スタッフさんの「さぁ、用意どん」と言う大きな声でみんなが箒を左右に動かし競争のように部屋の端に進んで履いていく。

これはスタッフさんがやるんじゃなくて泊まっている人たちが、それはもちろん希望者だろうが一緒に履いている。

その時に音楽が鳴ったか、もしかしたら「それ・それ・それ・それ」とか大声で号令かけながらやっていたのか?覚えていないが。・・・

または何か元気の良い歌を、みんなで歌いながら掃除をしていたのかもしれない。

私はただ端で見ていたが、それはそれは見ているだけで、こんなことやるのと、まぁ面白かったですね。ビックリ!

それが終わりじゃないんですね。

その後みんなが雑巾を持って一斉に競争するように雑巾がけ。まぁみんな一生懸命やる競争ですね。いやいやこれも面白い。なんでこんなことを、宿泊者はできるんだろうか。

みんなが楽しんでやっている。

 

そんな雑巾がけの姿を、見ていて1つ思い出した。

話しは続きます。

私が小学校の時、5年か6年位のころ。

昔は小学校の校舎は木造で、床は板作りで、掃除は雑巾がけするんですね。

雑巾を水につけてバケツで絞って、それで床を雑巾がけするのです。

みんなで雑巾がけしていました。

その時、一人の女の子、一生懸命雑巾がけして、腰をかがめて拭いていくのですよ。

誰も同じですが。

私ももちろんやったと思うけど(記憶にない)その女の子が、やってる姿を後ろから見るとパンツ丸見えなんです。

そのパンツが穴が開いていて、いや穴が開いてたか?とにかく切れていて、それがつぎはぎしてあるんです。

確か名前は安藤○○子と言うと思ったけど、私が言ったか友達が言ったか「安藤のパンツビリビリパンツ」おそらくその声が聞こえたんだろうと思うけど・・・

男たちKとSか?また見たくて「安藤、早く雑巾がけしろよ」と言ったら「嫌だ、嫌だ」ってやらなくなっちゃいました。

男どもが「安藤のパンツビリビリ」が聞こえたんだ。

思えば、のどかな?良い時代でしたよ(笑) のどか、の意味はきちがえかな。

♬ 母さんが、夜なべをして、手袋編んでくれた・・・

♬ 母さんが、夜なべをして、パンツつくろってくれた・・・♬

お母さんの子供を思うやさしさ、伝わってきますね。みんな、みんな心温まる時代を生きていたのかもしれません。

戦後何年か経っているけど、みんな貧しかったんですよ。

なんか急に変なことを思い出しちゃいました。(笑)

そうそう貧しかったといえばバナナ。

今はいっぱいあるバナナが昔はいつも食べれませんでした。

高級品だったから。

1ヵ月に1回か2回位食べられたかなぁ?それも半分ぐらい、もっと少なかったかもしれない。

弟は風邪で寝ていて、親がバナナを買ってきて、弟に食べさせていた。

それを見て「あぁいいな。いいなバナナ1本食べてる」

羨ましかったんですよ。そしたら父が「バナナが1本食べたかったら、風邪引け」そんなこと言われ怒られたのも思いだします。