観光客が階段を、降りた先にいたので、そこまで行ってみた。

そんなには、危ないと感じなかったが、先にいた人が

「この先、雪が多いので、危ないですよ」と忠告してくれた。

ありがたいことだ。

「ありがとうございます」と言ったもの、先に進んだ。

バカいえ、雪があるから行くんじゃないか、と言ったわけではないが、そんな気分。

何せ、靴が違う。

観光客はスニーカー程度、私は雪山登山靴・・・その時は、つけていないが、スパッツもアイゼンもある。

建物の周り、雪の中を、先に先に進んだ。

南アルプスを、遠望しながら、千畳敷カール側に、ゆっくり回っていく。

その時、突然誰かに腕をつかまれた。

見ると、大柄な女性。

かわいい顔をした外国人。

こんな時なんと言えばいいのか?

「ありがとう。ノーノー。ノーサンキュー」のようなこと言ったと思うが・・・

うろうろしていた、私を見て、これは危ないと思ったのか、半ば強引に、優しく・・・その中間くらいかな?

ともかく、腕をつかんで雪の中、正面玄関まで、引っ張りながら、導いてくれた。

勿論言う言葉は「ありがとう。サンキュー」である。