食べて治す過食症アドバイザーかおりです
今日は、常識に囚われない大切さについて少しお話を・・・
というのもですね
私は、本来感覚が普通の人とは違うのに
ずっと「普通の人のように生きる」ことを自分に強いてきた過去がありまして。
それも、過食症につながった一因であると考えています。
私が常にお伝えしていること、それは
過食症になるには何らかの心因的原因がある
でも
過食を治すにはまずは飢餓状態を止めましょう
ってことなんです。
過食症になるには、過度なダイエットからというケースが非常に多いです。
では、なぜ過度なダイエットをしたのでしょう?
それは、
人に認められる
ということを強いたからなのではないかと考えています。
私の場合は、幼少期太っていたので、痩せることで「普通」を目指し、
痩せることで「他人から認められる」ことを求めたことにより、過度なダイエットを始めたのが過食症のきっかけでした。
色々なクライアントさんを見てきて、自分自身の経験もあり、
人に認められたい
ということが根底にあるのではないかと考えるようになりました。
そして、それは、痩せる(痩せた)ことで人から認められたという何らかの事実があって、その信念を強化してきたのではないかと。
なぜならば今の日本は、
痩せていること=いいこと
という信念で溢れかえっているからです。
それらが巧妙に相まってダイエットに走る人たちが絶えないのですね。
正直、みんな被害者だと思っています。
マスメディアやSNSやら雑誌だなんだって、
みーんな痩せている人がもてはやされるんですから。
今の私には
痩せていればいい教
という宗教のように思えます。
痩せているというのは、どういうことでしょうか?
体重が低い?
体脂肪が低い?
一体何を指して言っているのでしょうか。
体重だけでいえば、ボクサーやボディビルダーもやっているように、
必要な試合前に、糖質を抜けば3〜5キロ余裕で落ちます。
でもね、何度も言っていますが、それは水です。
糖質に結びつく水は2〜4倍の水。
糖質をとらなければそれは、体重は減ります。
でも、体脂肪は減っていませんね。
そういう錯覚を植え込まれているのが私たち日本人なのではないかと思います。
そして、国や時代で美しいとされる概念は毎度毎度変化しています。
とある民族では、体脂肪が多い方が美しいとされています。
ですので、みんな頑張って体脂肪を増やそうとします。
今は、二重の整形が流行っていますが、
昔は切れ長一重がもてはやされた時代もありますよね。
今、この時代に生きている限り、見た目はきっとスリムな方がモテるかもしれません。
ですが、スリムという概念も、
それは、筋肉があって体脂肪が低いのか、
それとも、筋肉を食べないダイエットで大方失って、内臓脂肪が大変な量になっているのに見た目が細く見えるからなのか、
そこには大きな差があります。
一時的に食べないダイエットでスリム風(?)になったとしても、
必ずリバウンドが待ち受けています。
これは、人間が生存するための本能ですので、意思だけでどうにかなることはありません。
そして、最後に待ち受けているのが過食衝動です。
毎日、頑張って頑張って頑張って食事を制限しても、
一生続けられない限りは、必ずリバウンドします。
そして、筋肉は食事制限で減っていますので、
糖代謝異常を引き起こし、インスリン抵抗性により、食後は高血糖になり、その後低血糖になり、過食衝動が止まらなくなります。
何にもいいことがないのです。
ですので、最低限の糖質(炭水化物など)は摂らないとならないのです。
そして、適量の炭水化物を摂取する限りにおいては、体脂肪は減少していきます。
本当はそういう「ダイエット」をしなくてはならないのです。
ですが、今のダイエットは「糖質抜き」が主流です。
もう、本当にやになっちゃいますよね・・・
ですので、ぜひこのブログを読んでくださっているあなたには
(今の日本の)常識を疑って欲しいです
食べたら太る?本当ですか?
糖質は悪?本当ですか?
運動すれば痩せる?本当ですか?
ちなみに運動で痩せるというデータは、運動によるカロリー消費が増えるという観点においては、研究結果より否定されています。
つまりは、運動しても、カロリー消費は増えないということです。
では、どうしたらいいか?
最後に残るのは、食事なんです。
痩せる三大栄養素のバランスがあります。
自分は、何をどれだけどういうバランスで食べているか、またその総量はどれくらいか、が全てのダイエットの基本となっています。
それを日々お伝えしています。
ちなみに昔の日本人の糖質(炭水化物)摂取量は今の日本人の2〜3倍でしたが、今より格段にメタボも肥満も糖尿病もありませんでした。
歴史が全てを物語っていますね
今日お伝えしたかったこと、それは、
あなたの常識はどこからきて、それは信じるに足りうるのか?
ということです。
どうか、マスメディアに惑わされないで欲しいと思います。
そして、しっかり食べて過食を克服して欲しいと心から願っています。
ちなみに、私は食欲に従って食べるようになって、
運動もしてませんが、ウエストは58〜60センチを保っています。
体重計には乗らないので、体重は分かりませんが・・・
結局は身体の声が一番信頼できる、ということですね
過食衝動は、間違っていないのです。
体が悲鳴をあげている、それが過食衝動です。
ぜひ、マスメディアの情報を一回傍に置いて、
ご自身の身体に「今日は何をどれくらい食べたい?」
と聞いてあげて欲しいと思います。
今日は以上です^^
お読みいただきありがとうございました