川に死体のある風景 | ブリキッツ-blikitz-

川に死体のある風景

綾辻 行人, 有栖川 有栖, 歌野 晶午, 大倉 崇裕, 佳多山 大地, 黒田 研二
川に死体のある風景

久しぶりに読書など。や、読んでるんですけどねー。

さらりと読めるのでオススメ、「川に死体のある風景」。六名からなる競作、アンソロジーです。

私は有栖川有栖を目当てに読んだんですが、どれも面白かったです。


トリを務める有栖川氏の「桜川のオフィーリア」は、久しぶりのアリスシリーズ学生編。江神部長&アリスです。

………………何年ぶりだよー。やっとですか、長編はいつですか。


この作品は、第一作「月光ゲーム~Yの悲劇~」の後日談になっています。それを読まないと分からない…

というほどでもないけれど、でも知らないと、登場人物がなんでこんなにふさぎ込んでるのか「??」状態

になると思います。

「月光ゲーム」(漫画でも可)を読み終えた人にこそ、読んで欲しいですね。


「桜川~」は、面白い…とは思うんだけど、ちょっと物足りない…かなぁ。

会話で物語が進んでいくからかもしれない。みんなカフェテリアから動かない。キャラの絡みが少ないので

(一人の話し手とEMCメンツのキャッチボール)さらりと読める分、躍動感がないというか。

全体的には、桜川の風景が目に浮かぶようで、さすが、と言う感じでした。


今回なにが好きかって、表紙。わんこがかわいい…。

爽やかなくせして、タイトルは「死体」。ナイス。