【International Bereaved Mother's Day
~子どもを亡くした母の日💐】
こんばんは、Angieのひらおです🍀
明日からまた連休が始まるという方も多いと思います。
この連休中に
International Bereaved Mother's Dayという
『子どもを亡くした母の日』があるのをご存知でしょうか。
日本ではまだあまり知られていませんが
毎年、母の日の1週間前(5月の第一日曜日)と制定され、
今年(2024年)は5月5日です💐
赤ちゃんを亡くした方にとっては
母の日を辛く感じたり
街の光景から目をそらしたくなるかもしれません。
でもこのInternational Bereaved Mother's Dayは
赤ちゃんを亡くしたお母さんだけでなく、
亡くなった年齢や理由に関係なく、
"お子さんをお空に見送った全てのお母さんの日"です。
Bereavedは遺族と訳すので、
直訳すると「国際遺族の母の日」となりますが
Angieではお子さんを亡くした全てのお母さんの日だと誰もが分かるように、
そして遺族という言葉に違和感を感じる方もいると考え、
4年前から『子どもを亡くした母の日』として
発信を始めました。
2つの母の日の歴史を下記にまとめてみました。
※ 毎年母の日の由来について書いています。長いので興味ある方は読み進めて下さい📖
母の日は1908年にアメリカ人のAnna Jarvisさんが始めたもの。
Annaさんの母親Ann Maria Reeves Jarvisさんは、
女性社会活動家としてMothers' Day Work Clubという団体を設立し、
公衆衛生の改善や母子感染症防止を通して、
幼児死亡率の軽減を目的に活動していました。
彼女自身11~13人(※人数に関しては諸説あり)の子供を産みましたが、そのほとんどは麻疹などの感染症の病気で亡くなり、
4人しか生存できなかったそうです😢
その喪失体験から、
各家庭へ感染予防の教育や薬の提供、女性の雇用、
病気を抱える家庭へのサポートなど、
母と子を守る活動に従事していました。
生前Ann Mariaさんは、いつか
「お母さんを讃える記念日」が出来ることを望んでいて
それに感化された娘のAnnaさんが母のその意思を継ぎ、
母を偲び、敬意と感謝を込めて、
Ann Mariaさんが好きだった白いカーネーションを教会でお供えしたことから、
母の日の風習が世界中に広まったそうです🔔
現在は、
白いカーネーション→亡くなったお母さんへ
赤いカーネーション→生存されてるお母さんへ
とされているそうです。
この由来を知り、母の日がたくさんの子供を亡くし、
懸命に母と子を守り平和を願ったひとりの女性の想いから始まったと分かっただけでも、
母の日への感じ方が変わりますよね🏵️
そして、『International Bereaved Mother's Day』は
死産で息子さんを亡くしたオーストラリア人のCarly Marieさんが2010年に始めました。
同じように傷ついたお母さんたちの心が癒えるようにと☘️
ただ、International Bereaved Mother's Dayは一時的に作ったもので
Carly Marieさんが目指した本当の世界、それは…
最終的には「母の日」に
子どもを亡くした母親が取り残されることなく、
地上に子どもがいなくても
いつまでもお母さんであること、
そういうお母さんへも目を向ける社会になること。
子どもがお空にいても
胸を張ってお祝いできる「母の日」になって欲しい、
かつての母の日がそうであったように...
という願いが込められています。
今年は暦の関係で子どもの日と重なってしまうため
複雑な気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません😢
余談ではありますが…
私は娘を亡くしたのが16年前の5月6日なので
ゴールデンウィークと言えばいまだに
入院していた日々を思い出したり
子どもの日を大々的に祝おうとしてるケーキ屋さんに
少し寂しい気持ちを覚えたりもします。
でも、Carly Marieさんの想いを胸に
私を母にしてくれた娘を誇りに思いながら
この日を過ごそうと思います。
これからも私たちは
お子さんを亡くしたお母さんたちが
優しい気持ちで母の日を迎えられるよう
International Bereaved Mother's Dayを広めていきます💐
周囲の皆さまも心を寄せて
見守っていただけたらありがたいです😌
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