「かわいそう」の使い方から見る甘えない人たち
フランス語の家庭教師が15分遅れでやってきました。
いつもは約束の時間前に見えるくらいなのに珍しい
と思ったら
「警察に捕まって遅れた!」
ということでした。
「普段は絶対ライトをつけるトンネルで、今日だけつけなかったの。そうしたら、出口にポリスがいて、こっちこっちってしていた」
とのこと
「えー、残念でしたね。かわいそう。」
と言ったら
「そういう時は、かわいそうって言わないの」
「何て言うんですか?」
「「そんなことはちっちゃい事だから気にしない!」って言うのよ。」
「そうですか。」
日本だと、なんというかまず、相手に同調して、感情を共有してから、最後に励ますと思うのですが、
キイテー、コンナコトガアッタノー
ホントー?ヒドーイ!ツイテイナカッタネー、カワイソー
デショーーー???
みたいな。
でも、フランス語だとはじめから「気にしない、気にしない、ちっちゃなことよ。」なのかしら?
「では、先生、どのような状況で、「かわいそうに」って言ったら良いのでしょう?」
「それは、本当にかわいそうな時です。両親がなくなってご飯が食べられない子供とか、お父さんが失業中でお母さんが病気の家庭とか、そういう場合には「かわいそう」って言います。でもそれ以外では言いません。日本語の「かわいそう」はフランス語から見るととても軽いです。」
私の勝手な印象では、スイスに暮らしている人たちは基本的にやさしくて気持ちにも余裕がある。だけど、自分から助けを頼まないと優しくしてくれる人も少ない。
それはたぶん、あまり人に甘えないからなのかな?って思っていた。
甘えという言葉自体、フロイトの心理学用語を使って補足説明しないと分かってもらえない概念なので、日常のちょっとした事で人に甘え合うって言う事がないのかなと思っていました。
それとは少し話題がそれるけれど、
最近奥様に先立たれたおじいさん(キキという犬の飼い主)の足腰が弱くなっているのが分かります。
私は心配なのです。家で転んじゃったらどうするんだろう・・・?夏に脱水になっちゃったら、とか
日本語で親しい間柄だったら
サイキン、コシノチョウシ、ドウデスカ?
ウーン、ボチボチカナァ
ソウカー、ナニカデキルコトガアッタラオシエテクダサイ
ウン、アリガトー
ってなるような気がするのですが、
なかなか人との距離感が分からないので、何て声をかけたら良いのか分かりませんでした。
なので、聞いてみました。
「先生、いまの考え方からいくと、私がキキの飼い主であるおじいさんに、背中の具合を聞くのは失礼なのでしょうか?」
「はい。それは良くありません。腰が痛い人に、「腰が痛いですか?」って聞いたら、気分が落ち込むので、その話はしません。明るい話をすれば良いのです。腰がいたかったらおじいさんは自分から話します。」
なんとなく、私の中でいろいろな点が線につながっていく。
甘え、という感覚の薄さ
1人で暮らす高齢者の多さ
痛い!って病院で醜態をさらさなくても良い程の麻酔の多さ
分業の発達
同調し合うよりまず明るい話題で励まし合う会話
安楽死の数の多さ
などが、日本の社会から「甘え」というフィルターをはずしてみると
この社会が分かりやすい気になる。
でも、もちろん親切な人はとてもたくさんいます。
しかし、わたしにはまだまだこの「甘え」の感覚があるから、そうじゃない社会的通念に予期せず触れると落ち込むんだろうなー。
って思っています。
でも、甘え合う関係、私は好きですけどね。それに、どうせ、私には「甘え」を抜いた会話は出来ないと思う。スイス人だってフランス人だって、そういうコミュニケーションをする人もいるような気がするし。
ジュネーブは比較的日本人が多いし、日本語で日本人と話す事も出来るから良かったー
と思うのでした。
美容整形について少し
最近、やっていた仕事が何となくできて来ました。
東京、銀座CUVO(キューボ)のウェブサイトです。
http://www.tokyo-eyelids.jp/
まだまだ手を入れる所がありますが、もうすぐ銀座Cuvoの院長先生に見ていただきます。
日本では、年々、美容整形に関するハードルが低くなっているようですね。
メスを使わない施術方法や、美容機器が開発されていて、料金も下がっているのも人気の秘密なのかもしれません。
先日は、私も美容整形外科の学会を覗かせていただきましたが、美容整形外科の先生方は、ものすごーい熱心でした。
一台でたくさんの施術が行える医療機器や、オーダーメイドのチタン製鉗子とか、出血を抑えるための道具とか、医療器具もどんどん新しく開発されていて、医学の進歩を感じました。
美容整形っていうと、私は、スキンケアすらやったことないのですが、とっても面白そうでした(なんという平凡な感想)。
銀座Cuvoの院長、久保先生は、フレンドリーで真面目、東京の中心銀座でアットホームなクリニックをオープンして5年以上になります。救急医療にも携わっていらした先生にとっては、アンチエイジングの治療は人生の質を高め、健康で長生き出来るものなのだそうです。
魚を多く食べる日本人には、身体に有害な重金属が溜まりやすいのですが、排出する手段は数える程しかありません。体内に蓄積した有害物質は、髪の毛と血液検査で判定出来るそうです。
そんなデトックス、ちょっとやってみたいです。
ちなみに、久保先生は、オーガニックの食事とビタミンバランスに気を配った生活を続けていらっしゃるせいか、昨年お会いした時よりも、お若く見えました!周りの先生達もそう言っていました。
人間は頑張れば120歳まで生きられるように設計されているのだそうです。日本人の平均寿命は長いけど、それでもその1、5倍は本当は生きられるってことですね?
健康で長生きするのはみんなの願いですが、美容外科医療も、貢献しているようです。
よろしかったらお寄りください。
http://www.tokyo-eyelids.jp/
ありがとうございました。
春のお祭り
先日、ジュネーブの現地校で「春のお祭り」
なるものがありました。
全ての公立校で行われている訳ではないようですが、
子供達が通っている学校ではありました。
5月31日月曜日
17時から20時まで
参加される方は、自分の国の食事かデザートのどちらかをお持ちください
という簡単な案内がありました。
さて、何を持っていく?
取りあえず、お寿司の細巻き、
あとは鶏の照り焼きかな?
お刺身は嫌いな人もいるかもしれないから
たまごとキュウリの細巻きを作りました。
生まれて初めて4合のお米を全部細巻きにしました。
お祭りは、5時から6時半までは子供達の遊びタイムです。
私は日本の紹介で折り紙を教えました。
人気があったのは「シュリケン」
女の子には 「お花」
読書好きの子には「しおり」も人気でした。
6時半からビュッフェスタート
4合分の細巻きはあっというまになくなっていました。
良かった~。
でも、みんなビュッフェ形式の食事に慣れているのか、絶対に一つの種類をたくさん取らないんですね。
私の細巻きも「お寿司大好き」と良いながらも、たまごとキュウリを一つずつお皿に載せるんです。小さい子供でも。えらいなー。
しかし、この学校は本当にいろいろな国の人たちがいるので、料理もたくさんありました。
そして、恒例ですが
大人がいればワインを売るスタンドが必ずある
食べて遊ぶ子供達の横で、大人達はワインをボトル買い、もしくはグラスで買って、楽しんでいます。
8人組でワイン3本買っているグループもいましたし、
氷の入ったマイワインクーラーを持参している人たちも
ジュネーブは夏にかけてどんどん緩くなっていきます。
夏休みまであと1ヶ月程。
日も長くなり、大人達も外で飲む機会も増えて
だいぶゆるくなっています。
私もダリアとワインで乾杯しました。
そういえば、長女も先週「進級試験」みたいな試験をやっていました。
はやっ!!!まだ5月だったっていうのに!!!
毎年6月は、遠足、プール、音楽会、と楽しい事だらけです。
それで、最後の日には、「学校のお祭り」で
街を練り歩き、
道行く人たちから褒めてもらって
進級をお祝いし、
遊園地で遊ぶという
夢のような一日を過ごして
2ヶ月の長い夏休みに突入します。
私たちにとって、ジュネーブで2回目の6月ですが、ちょっとウキウキします。
私は携帯もカメラも忘れたので、写真が撮れませんでした。