N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ- -492ページ目

ディベート


既に報道でご存知だと思いますが、
ブッシュがヤバいです。
マジ、ヤバいです。はは...(^o^)/
各報道機関の世論調査での結果が、思い切り良くない。
これは日本人として喜ぶべきか、悲しむべきか苦慮します...。

テレビ討論会といえば、アメリカならではの直接選挙の最たる項目。
60年代に入ってから行われているもので、
初回はケネディVSニクソン。
当然勝者はそれ迄劣勢だった、ご存知ケネディ君。

ニクソン陣営は、完全にメディア戦争を甘く見ていて、
スタイリストをつけて服装、散髪をして髪型を作り、
メイクをして肌の色の見え方まで研究して、
「これからのアメリカを背負って立つ、若くタフでカッコイイ政治家」
を前面に打ち出したケネディとは正反対に、
シミが目立つくすんだ肌の色、ちょっと櫛で撫でた程度の髪型、
普段のスーツ姿で登場した彼はスピーチでも何度も口篭り、
有権者にタダのジジイといった印象を強く与え、
ケネディとは正反対に「今や年老いた過去の政治家」と思わせた。

今回のディベート、初回のディベートを思い起こさせる物だった。
他人を非難する時はスラスラと滑る口調は、
政治問題の詳細に至らなくとも口篭る事が有り、
それどころか何度と無くアーウーと昔の大平総理よろしく、
考え込み、子供みたいに落ち着かない様子に終始したブッシュ。
今回のテーマは「得意だ」という外交・安保問題だろ?

一方追い上げているケリーは、
「追いつけ追い越せ」の勢いがぜんぜん止まらない。
ブッシュに「一貫して維持している姿勢は、優柔不断な所だ」等と
攻撃されようとも、へのカッパと言わんばかりに冷静に応答し、
それどころか質問に対するメモを取り余裕を見せる。
今回のO.A.では、両候補を同時に1画面で映し出す事になったので、
ブッシュの余裕の無さが露となる形になった。

アメリカの忠犬ハチ公こと小泉君は、
もしケリーが勝ったらどうする積もりなんだろと、
テレビを見ながら思った。
郵政民営化を優先国策として挙げているが、
そんな何時でも出来るプーみたいな課題に積極的に取り組むよりも、
国民は年金や医療費問題を優先だと考えている。
どう見ても、後戻りできなくなった国策にしか見えないのは、
私だけでない筈だ。変に友情を持ち出し、
エロ拓や川口を入閣させている場合でもない。
そろそろ11月以降の事を、真剣に考えた方がいいと思う。
支持率30%台は、目前だ。

11月迄の間に後2回ディベートが有るとはいえ、
10月のこの時期になって、ブッシュのあの様は無いだろうと思った。
選挙戦大詰めのこの時期になって、
自分の政策を問われて口篭っている場合ではない。
互いに政策ブレインを入れているのは判るが、
台本(=政策)くらい、覚えて来い!!って思う。

昨日出た世論調査の結果は、あくまで世論調査であって、
実投票結果ではない。
今後のディベートでブッシュ陣営は巻き返しを図らねば、
ブッシュの後4年は無い。
かといってケリーがイイかと言えば、ウソになる。
米国民の合言葉は、「ブッシュ以外の誰か。」

果たしてブッシュは大統領の座を維持出来るのか、
それとも「ブッシュ以外の誰か」が大統領になるのか。
注目の投票日は、11月4日。