フラワー・ショウ
♪勉強しま~っせ、引越しの○●○!
ほんま~かいな、そ~~かいな、ハイッ!♪の、
フラワーショーではありません。
(ココで笑った人、うぬもツワモノよの~)
今日は霙交じりの雨が降り、
春には少し遠い気を連想させる天候のニューヨークです。
こんな日は、暖かい室内でミルクティでも飲みながら、
甘い香りの花なんぞ愛でたりしたいもの。
そんな感じの時は、ココへ行けッ!
ってなイヴェントが今日オープンした。
それが「メイシーズ・フラワー・ショウ」だ。
メイシーズは、世界一の売り場面積を誇るNYでもランドマークのデパート。
セールもしょっちゅうしてるので、買い物し易い店の一つだ。
34丁目側の入口の回転扉を抜けると、
いつも嗅ぐ化粧品や香水の強い匂いは無く、
飾られた花の甘い甘い香りが一瞬にして私を包んだ。
入ってすぐに花で作られたオレンジの鯨が、
口から水を噴きながら買い物客を出迎えてくれる。
いつもとはまた違った優しい雰囲気がそこかしこに溢れ、
力いっぱい咲き誇る様々な花たちが買い物客を和ませてくれる。
このメイシーズ・フラワー・ショウは、今年で31回目の例年行事。
イースターに引っ掛けているので、沢山の花を使っている。
メイシーズの1階売場をこのショウの会場として使用しており、
フツーの化粧品・香水・アクセサリー類・婦人物鞄・小物売場だが、
このフラワー・ショウの時だけは商品陳列棚の上や通路に、
世界6カ国、2万2千種の花を大々的に飾り、
視覚・嗅覚を存分に刺激し、客の春の感覚を思い切りくすぐる。
特に今日みたいな霙交じりの雨がどんよりした空から降って来る日には、
春の花畑に放り込まれた感じがして何とも小気味良い感覚だ。
元々イースターと春の到来を祝う、
春ならではの特別なイヴェントをしようという事で、
31年前に始めたメイシーズ・フラワー・ショウ。
毎年毎年新しく立てられるプランは改良を重ね、
最初はほんの一部だった展示面積も顧客の評判が好評につぐ好評で、
毎年徐々に拡張の一途を辿ってきた大人気イベントの一つ。
既にニューヨーカーの季節の風物詩の一つとなっている。
囲われた大きな花瓶を見ていたオジさんに「綺麗ですねぇ」と声を掛けると、
「そうだねぇ。僕はこれが大好きでね。満開の花に囲まれてる感じがして、
これを見ると、もう春の始まりだなぁって思うんだよ。
街じゃ、未だこんな満開の花には囲まれないからね。
これやってる間は、買う物が無くても仕事帰りに寄って、
一回りして帰るんだよ。遠回りなんだけどね...。」
とオジさんのハートを鷲掴み状態。
オジさんの感じている事は、私も同じだ。
私も相方も、この期間中は何故かメイシーズ周辺の行動が多くなる。
特にオジさんの「買う物が無くても寄る」というのは、
この企画意図に見事にヒットしていて、正しく私達の事でも有ると思った。
期間中には、メイシーズで待ち合わせて周辺のレストランに食事に行ったり、
食事には行かずとも、お気に入りのカフェでお茶する回数は確実に増加する。
私達も、近所のみんなもこの時季には自然に34丁目に引き寄せられている。
下から見上げて色とりどりの花を楽しむのもいいが、
フロア一杯の花を楽しむ特別な場所が有るので、
私は何時もそこへ行き、フロア全体を見渡して満足して帰る。
去年まで相方にすら教えてなかった場所だったが、
デートの時に教えてあげたら、いたく感激していた。
ムカつく事が有っても、嫌な事が有っても期間中はここに来さえすれば、
沢山の可愛い花達を愛でる事が出来るのだ。
3月とは云えどまだまだ寒さが残るニューヨーク。
街のド真ん中でこうして簡単に「春」を楽しめるのは本当に有り難い。
メイシーズの通常の来客数は1日3万人。
だがこのフラワー・ショウ期間中は、なんと一気に5万人に膨れ上がる。
勿論、前述の様な「買う物が無くても寄る」オジさんや、
私達もそれに含まれるのでその数が即購買者数にはならない。
だが集客さえすれば購買機会が増えるので、
いつもは別の店で買っている物でもメイシーズで売っていれば、
ついでに買い物していく為、毎年この頃には売上増になるそうだ。
メイシーズ・フラワー・ショウは4月3日までで、
期間中の人出は50万人と見込んでいる。
春限定のイヴェントなので、観光で来られる方には是非お勧めしたい。
併せて木製のエスカレーターも、
ご覧頂きたい一品として推薦しておこう。
【 今 日 の リ ン ク 】
●メイシーズ
●フラワー・ショウ・イヴェント・カレンダー
ショウのガイドツアーも有りますので、是非ご利用下さい。
○営業時間:
月-土 10:00-20:30
日 11:00-19:00
○ツアー
毎 日 11時~16時の間、30分おき
水金夕方 18時・18時半・19時・19時半
詳細は、212-494-4495で要確認。
あ、因みに仮屋崎省吾さんは、活けに来てませんから...。