夕暮れどき
さいしょに見える星が
一番星(いちばんぼし)



でも、もし
一番星でなくっても



ふと
目があった星を



それが、とっても
気になる星だったとしたら



そう呼んでしまっても
いいと思う



それは
その人にとっての



『いちばんぼし』
なのだから…



星



物語を綴るときの
私のペンネームは
いつもの、スピカ



乙女座の一等星
別名、真珠星



私にとってはこの星も
ある意味
いちばんぼしなのだ



星



5月19日
文学作品オンリーの
同人誌即売イベント
「文学フリマ東京38」 
が開催された






そこで
ノベルセラピーをはじめて
1年以内の人の作品が掲載された



ノベルセラピー新人集
『いちばんぼしPrima Stella〜』






が新刊として並んだのだ



そのなかに、私の物語も
参加させてもらうことに



6月9日
待ちに待った本
『いちばんぼし』
ポストに届いていた



私の物語が活字になる
(ということは、まず…
ない事なのだから)



もし、ちいさな世界の
ちいさな作品集であったとしても
ぜんぜん構わない



心が躍る企画に
申し込んでみた



『ふたりの明かり』



ノベルセラピスト養成講座を
受けた日に、はじめて…
人間ではない主人公を選んで
うまれた物語だ


 
その主人公とは
花の蜜を吸う
ハチドリ



なまえを
チクタクと名づけた



一枚のハチドリの写真から
ひろがる物語は



自分の中にある
目にはみえない領域が
言葉になってあらわれたもの



夢か、希望か
心もよう、それとも
切なる声なのか



ノベルセラピーでうまれる物語は
そうした、うちのうち、奥の奥にも
光をあてることができる



『ふたりの明かり』
表紙絵は



四葉のクローバーをくわえ
つぶらな瞳でじっと待つ



祐虹さんの作品
『虹と青い鳥』





(この本の、表紙絵のために
お借りすることを快諾してもらえ
ほんとうに感謝でいっぱいです)



『いちばんぼし』をどうぞ
一冊、受けとってください♡と



笑顔で「いってらっしゃい」と
祐虹さんのもとへ送り出した



祐虹さんより


スピカさんが紡ぐページだけ
詩のように余白が多く
時間がゆっくり流れているような
気がします
(いい意味で、目立ちますね♡)



なるほど…自分では
わからない(気づいてない)ところ
感想をいただけて
うれしいです♡



祐虹さんには
この表紙絵と同時に
物語の一場面を



チクタクとくまさん
ふたりの姿を絵にしてほしい
お願いもした



あれは
3月15日
最強開運日という日だった







ランプの明かりが

凍えそうな(心の)ふたりを

あたためた

出愛のシーン




そして
『虹と青い鳥』の画像は
3月20日春分点
ぴったりに届いた



祐虹さんは、まったく狙っていなく
たまたまその時間だったときいて
さらにびっくり!



そんな経過でできあがった
『いちばんぼし』



ちょっと
予期せぬことがあった
そのおかげで



さらにつぎの
思ってもみない
展開へ

 
(また綴ります)



まずは、今夜の
お月さまへ



お願い…



どうか
『ふたりの明かり』が
チクタクとくまさんが



祐虹さんの
いちばんぼし
なってくれますよう星
 



スピカ