クローバー


東京はちいさな雨粒が
落ちていましたが


鳥のさえずりがにぎやか…
しっとりとした朝でした


クローバー


名古屋に滞在中の母からの
メールで目が覚めました



『ご希望の品、求めてきました』



やった!朝からうれしすぎる


(しかし、よそよそしい…笑)



新幹線



きのうの朝、半休をとり
東京駅までつきあってきました


新幹線の改札までついてきてって言うから


新幹線



母が名古屋の叔母の家に
行くことになり



ふと…ほんとうに、ふと津島…という
昔よく聞いた地名が思い出されて



そこから
津島神社を調べたみたい
御祭神はスサノオノミコト



絵柄は、猛々しく
私らしくないような気もするけれど
なんだか、勝守がほしいと思って





できたら、書き置きの
御朱印もいただいてきてほしくて



「津島神社っておばちゃんちから近く?
時間があったら
御守りを買ってきてほしいの」



「津島神社のえらいひと(宮司さんのこと)
おばちゃんちに来てくださるのよ」と



(私)なんで津島神社の宮司さんが?

(母)なんで津島神社を知ってるの?
私、話してないわよ



ふたりで、びっくり(笑)



ヒマワリ



子どもの頃、夏休みは
名古屋の叔母の家を訪ねて
一家と合流してから
岐阜、中津川へ向かっていました



その中津川の母の実家から
生菓子が届いたけれど
名古屋に行かなきゃ…
食べきれないから取りに来てって



それがこれ
『森の水鏡』





中津川名物の、栗きんとんを
くず餅がやさしく包んでいて
とっても、おいしい音符






パンフレットをみたとき
出雲の旅で訪れた八重垣神社の
鏡の池を思い出して



そこから



そういえば


名古屋のおじちゃんおばあちゃん
昔、出雲大社に行ったよね?
結婚しないという息子の縁結びだとか
言って…(うちの弟も、だ)



母はきょとんとしていた
ぜんぜん、思い出せない…らしい



あなた(私のこと)は
ふしぎなことばかり思い出すと(笑)



⛩️



なぜ
宮司さんがきてくださるかというと
おじちゃんの50日祭だから



(神道では、仏教の法事・法要にあたる
追悼儀式を「霊祭」といい
50日祭もそのひとつです)


くもり



3月父の転院の日の朝
病院へ向かうため
母と駅で待ち合わせると


今、名古屋のおじちゃんが
亡くなったとの知らせが…


あの日はいろいろが重なり
いっぱいいっぱいだったな



私が小さい頃
東京への出張のときは必ず
我が家に泊まっていった
おじちゃん



商売をしていた私の父は
家族を連れてレジャーなど
考えたこともない…



私や弟は、おじちゃんに
東京タワーや浅草に
連れていってもらったりしたもの


くもり



あの日は晴れた空に
ものすごい風が吹いていて
特別だったな






話はもどり



おじちゃんのお父さまは
津島神社の神主さんだったと
亡くなってからわかったそうで



巻物のような家系図を見つけて
いとこが調べたりもしたようで



どうして今まで知らなかったの?と
突っ込みたくもなるけれど
それもまた、ふしぎな
神様のはからい…



『ご希望の品、求めてきました』



この母の、よそよそしい(笑)
メールが届いたとき私は
まだベッドで夢がさめるところ



実は、その夢には
おばあちゃんと、名古屋の
おじちゃん、おばちゃんが
出てきていたので、なんだか


書き残しておきたいなぁと思いました



おじちゃんが
やすらかな世界で
ゆっくりされますように
祈らせていただきます



クローバー



歯医者さんで
水分不足を指導され…
苦手な水分補給を心がけていると


歯にいいというより…


滞っていた、からだの中の
血液なのかしら…
巡りがいいような気がして



また



心の中にとどまっていた
感情のめぐりもよくなってきたのか



とても、私にやさしい…



クローバー



さぁ
さいごのひとつ
『森の水鏡』をいただこうっと



つくり手の『満天星 一休』さん
素敵なお名前ですね…




満天星
(どうだん)




この子は

いつもの花屋さんカモミールさんの

店先に咲いていました




スピカ