ツイッターで電験科目合格を履歴書に記載するべきかについて議論されておりましたが、私なりの考えを書いてみます。
私の考えですが、「電験科目合格は履歴書に書くべきではない」という考えです。
私は電験の難しさを十分知っているので、科目合格された方が努力をしているということを理解できます。
しかし、科目合格だけでは履歴書には書けないと私は考えます。
なぜなら法的には何も得ていないから。
電気主任技術者というのは電気の知識を競う資格ではなく、電気事業法第44条に根拠のある「事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安監督」のための資格です。
電気技術者試験センターのHPに電気主任技術者についてわかりやすくまとめられていますが、これがこの資格のほぼ全てを説明しているのではと思います。
電気主任技術者というのが、本来どういう目的のものなのか、改めて考えるべきでしょう。
他のどんな国家資格も法令に目的が存在します。
我々は資格試験というものを難易度によってヒエラルキー化してしまいがちですが、難易度に関係なく目的に応じ必要とされる箇所が存在するのが資格であると考えています。
その上で、電気主任技術者試験というのが非常に価値のあるものであるとも私は考えています。
ただ、電気主任技術者は試験の難度が高いから価値があるわけではなく、電気事業法第43条第1項に選任義務があるがために価値があるものと考えています。
このような状況を踏まえた上で、電気主任技術者の地位が高まればと思います。
科目合格中のみなさま、履歴書に書かずとも、努力し続けることがいつか資格という形で報われるはずです。
最終合格まであきらめず頑張りましょう。
