【旧ブログからの転載(2019.6.9)】
先日読んだ本の記録です。
技術コンサルタントとして独立開業して年間1000万円稼ぐ方法(高橋政治)
以前からずっと気になっていた本です。
技術士関係の本は、試験対策の本はいろいろ出ていますが、資格の活用方法についての本はほとんどないのが現状です。
技術士資格を取得した方がどのように活躍されているのかというのは私も非常に関心がありました。
私がぜひとも知りたかった内容がこの本には書かれています。
この本では『技術コンサルタント』という表現が出てきますが、実質的には技術士資格を有している方と考えていいでしょう。
著者の高橋さんが実際に技術コンサルタント55名へのアンケートを行い、どうすれば『稼ぐ』ことができるのかという分析をしています。
このアンケート、非常に参考になりました。
技術士の生の声を聞くことができたのは非常に良かったです。
どうすれば稼げるのか、また稼げないのはどのような原因があるのか、いろいろ考えさせられます。
今回の本、簡単にまとめると以下のようになるでしょうか。
・技術コンサルタントとして独立して働くのに、重要なのは『人脈』。
・『人脈』は前職で築かれてものを大事にするべき。
・自分を売るのに、セミナー講師は最適。
・さらに余力があれば、本を出版して自分を出していくべき。
・自分の宣伝にホームページやSNSなどを使うのは効果的。活用している人ほど収入増。
・コンサルタントの専門分野は、(1)自分の経験が活かせるか、(2)自分の得意分野か、(3)需要があるか、(4)競合他者がいないかを考慮。
コンサルタントへの報酬というのは、ほとんどが技術料になります。
技術料というのは、どれくらいが高いのか安いのか不透明な部分があります。
技術の品質を発注者が判断できないというのが大きな原因です。
この本を読むとこの不透明な部分がいくらかクリアになるのではないでしょうか。
今回は報酬にスポットが当てられましたが、次回作では技術士の業務内容について、もっと掘り下げたものを書いていただければと思います。
技術士はぜひとも一度は読むべき本です。