電験三種の過去問といえば、オーム社のものか電気書院のものが有名かつ定番となっています。
私の中では、とにかく量が多い(10年分)オーム社の過去問、解説が詳しい電気書院という認識でした。
最近は電気書院も三種の過去問は10年分で出ているようで、この2社が電験界を大きくリードしているのは間違いありません。
ところが、先日本屋に行ったときに、このようなものを見つけてしまいました。
みんなが欲しかった! 電験三種の10年過去問題集 2019年度(TAC出版)
昨年度あたりから電験界に旋風を起こしているTACですが、ついに過去問まで出ました。
年数は10年分と非常に多く、本屋で立ち読みした限り、印刷は2色刷りで見やすく、また解説はかなり詳しいという印象です。
電験三種に合格するには、過去問の十分な理解が必須となります。
できるだけ多くの過去問を解き、また解説を読んでわからない部分を少しでも解消していく必要があります。
ですので、過去問題集としてどの本を選ぶのかは非常に重要かと思いますが、今までのオーム社と電気書院のだけでなく、TACも加えた三つ巴の状態となったといっていいのではないでしょうか。
一番合う過去問というのは個々人で違うと思いますので、もっとも自分に合う本を選ぶべきだと思います。
その選択肢の中にTACは間違いなく入ったといっていいでしょう。
選択肢が増えることは受験生にとってはありがたいことです。
自分に合った本を早めに選び、合格目指して頑張りましょう!