技術継承のために大事なこと | 電気技術者エクレアの資格取得日記

電気技術者エクレアの資格取得日記

地方在住の電気技術者です。現在は施設の電気設備管理及びリニューアル工事の設計・工事監理を担当。元電験一種受験生。スキマ時間を活用した資格試験勉強術や今までに合格した資格試験の体験記を中心に書いていきたいと思います。

おそらく技術系の職場では近年言われ続けている技術継承について書いてみたいと思います。

少子高齢化の社会において、若い技術者が減り、今までベテラン技術者が培った技術が継承されないという課題があります。
私の職場でももちろんこの問題には敏感で、様々な議論がされています。
個人的に感じていることですが、『技術継承というのは先輩から後輩へ直接指導することで実現する』という風潮があるように思うのですが、これはあまりいい流れとは思っていません。

実務経験というのは他に替え難いもので、先輩の技術を学ぶというのは当然必要なことだと思います。
しかしながら、一部の方は経験が技術の全てと思っているところがあるようです。

私の考えですが、真に大事なのは経験とそれを裏付ける理論だと思います。
どんな事象でも必ず原因というものが存在し、それを学ぶことが技術者としての成長だと思います。
経験しているだけ、理論を知っているだけでは真の技術継承は実現できず、経験と理論の融合が初めて技術継承を実現できるものと考えています。

これは以前に仕事をしたことのある施工者の方を見て感じたことです。
工事の内容を経験と理論の両面から説明されていて、私としてもよく理解できたのを覚えています。
何よりも説得力があり、私もこのような技術者になりたいと思ったのでした。
この理論を継承していくことが技術継承なのではないでしょうか。

これが私の考えになります。
経験は重要ですが、理論を身に付けるために系統だった知識というのが必要になると思います。
そのために資格試験から知識を吸収することは意味のあることだと考えています。