2024年5月24日谷川岳一ノ倉沢ハイキングの記録の続きです。


一ノ倉沢と幽ノ沢の中間点にある新道を湯檜曽川へ向けて急降下して行きます。

湯檜曽川河岸コースはところどころ橋の無い箇所の渡渉が必要で、雨天時は注意が必要になると知っていたため、増水して渡れないような場合、この新道を戻るのは嫌だなと思いつつでした。

実際には、何回か渡渉は必要だったのですが、とても細い流れ越えしかなく、全く問題なく進めました。鉄砲水の起こりやすい流れではあるようなので、天候次第なのだと思います。


湯檜曽川沿いの林道を進みます。割と緑濃い樹林帯の中の道を進みます。シダ類が多くて、熱帯林のような雰囲気もあります。


渡る河川はこんな感じです。


ここで、早めのお昼ご飯に


ミヤマハコベ


エンレイソウ


こんな感じの道標が適宜設置されています。




ヒロハユキザサ

今年はユキザサを見たいなぁと思っていたところに、ヒロハユキザザがお出迎えしてくれました。


さすがにオオカメノキではなくヤブデマリで良いと思います。装飾花の一片が小さく、葉の基部が円形。


蛇門の滝

このコース終点です。この後、車道へ出ます。


湯檜曽川 湯吹きの滝


テンナンショウ

ベールをそっと持ち上げて撮影しています。


この後、谷川岳インフォメーションセンターへ戻り、一ノ倉沢ハイキングを終了しました。


上越線土合駅です。日本一深いモグラ駅で有名ですね。無人駅です。


ちょっと駅の中を失礼。改札(写真右後ろ)を抜けて左手(後ろ)が下り線の越後湯沢方面で、ホームまで階段を約10分掛けて降りる必要があるようです。写真奥側が上り線ホーム入り口。

エスカレーターを付けてあげて欲しいです。


降りるのはやめましたが、先が見えないくらい長い階段ですね。



上りホームは、良くある田舎駅の素朴な風景です。


今日は天気にも恵まれ、爽快なハイキングでした。

今の住所にまぁまぁ近いので、植生が似ているなぁと思いつつ、やはり一ノ倉沢ならではな花にも出会えて、とても充実した一日となりました。

インフォメーションセンターに貼り出されている花情報がとても充実していて、撮り溜めた花写真の判別に大いに役に立ちました。ほぼほぼ見つからなかった物は無かったです。


ここで見ることが出来る花達はまだまだたくさんあって、非常に興味深いのですが、せめて秋の終わりまで滞在出来ていたらなぁという未練を断ち切る思いで帰途につきました。