群馬県滞在最後の休日は、山が好きな人間であれば、誰もが一度くらいは行ってみたいと憧れを持つであろう超人気の山「谷川岳」の両耳制覇と行きたいところでしたが、悩んだ挙句に、一ノ倉沢の散策に決めました。谷川岳制覇も多分出来たであろうとは思いますが、まだ冬装備無しで歩き切れるのか?という疑問が払拭出来ておらずで、情報収集と準備の不足は否めないので、谷川岳を間近に眺めながら穏やかな一ノ倉沢トレッキングコースのハイキングを楽しむことにしました。



本日のコース

谷川岳インフォメーションセンター→谷川岳ロープウェイ土合乗り場→マチガ沢出合→一ノ倉沢→幽ノ沢出合→芝倉沢出合→蓬峠方面の沢出合(名称不明)→往路戻り→一ノ倉沢幽ノ沢中間の新道降りて湯檜曽川→蛇門の滝→インフォメーションセンター


歩いた距離:14.5km

所要時間:3時間半(休憩除く)

稼いだ高度:325m

消費カロリー:1152kcal

今回のブログは花の詳細情報は省略して、主だった物はまた後日別ブログに残そうと思います。


出発店の谷川岳インフォメーションセンターです。朝6時出発です。

センターの営業は9時からです。またあとで訪れますが、この施設はとても整備されていて、非常に情報収集に有用でした。


タニウツギ

スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。別名ベニウツギと言われるように、ピンク色が映えます。谷川岳周辺で真っ盛りでした。


ガマズミ


ロープウェイ土合駅

ここまで5分です。道はなだらかな登りで一ノ倉沢までは舗装路です。ただし、一般車はここから通行不可で、ここに一般車用駐車場があります。6月から11月までの期間は電気バスが運行されます。


ツリバナ


ミズキ


ラショウモンカズラ

ハイキング中、見掛けないことがなかったほど多いです。鬼だから手は再生するのかもしれないけど、こんなにたくさん切り落とされたら、切られる鬼女も切る渡辺綱もさぞ骨の折れることで💦


ツボスミレ(ニョイスミレ)


ウラジロヨウラク


オオバクロモジ


タムシバ


マチガ沢

谷川岳が見える最初のビューポイントです。

思わず、おおっ!とか声が出てしまいます。

ここまで30分ほど。


ここまでの先行者の方2名は、西黒尾根経由で山頂を目指して行かれました。そちらはいきなり険しい急登になります。


ウワミズザクラ

大接写w雄蕊一本一本がハッキリ見えるぐらいだと綺麗さが映えるなぁ。


マチガ沢出合

ここまで35分です。

西黒尾根を迂回して山頂を目指すサブルート、厳剛新道登山口が近くにあります。だけど、めちゃんこハードそうな名前ですね。


エンレイソウ


タチカメバソウ


マチガ沢出合の流れにたって見た谷川岳。ここは完全に雪は溶けてます。


ツルシキミ(ミヤマシキミの変種)


ヤグルマソウ

ここに至るまでに林道傍にヤグルマソウの葉をずっと見掛けていたのですが、ほぼ全て葉のみでまだ花茎が出てません。辛うじて花を付けた個体がこれ。これだけ個体数が多いのであれば、さぞヤグルマソウの花が満開になると見応えあるでしょうね。花期は6〜7月です。


一ノ倉沢着

ここまで55分です。

さすがに人気のビューポイントだけあって谷川岳が大迫力で圧倒です。


右の尖ったのが通称オキノ耳で谷川岳の山頂(1977)です。そして写真から切れてしまっていますが、左にも尖った岩があり、それがトマノ耳(1963)。中央下の方は雪渓です。


ヤマオダマキ

一ノ倉沢出合は、ちょっとした展望スペースになっています。トイレもあります。電気バスはここが終点で、車道はここまで。ここからはゴロゴロ石を敷いて補修された道になります。

写真のオダマキは花壇に植っていたものです。


長くなったので、一旦ここまで。

このあと、私的には予想してなかったアドベンチャーになります。