昨日、出勤して仕事開始早々に、荷物を持ち上げようとした時、腰がブチっと音を立てて（主観です）、脇腹辺りの腰回り広範囲に激痛が走りました。
経験のある方にはお分かりかと思いますが、ギックリと同じような症状です。しばらく（数秒）動けませんでしたが💦
やってしまいました😩
ここ数日、なんとなく、予兆はあったので、もっと警戒しておくべきでした。
そうはいっても、昨日は休んでいられない状況でしたから、時に脂汗流しながら普段通り仕事は全うしました。多分、誰も気付いていないでしょう。帰ってから休もうとして横になっても、痛くない体勢が見つからず、ゆっくりと風呂に入って温めて、その後NSAIDの湿布を貼ってなんとか我慢できる程度に痛みは取れましたが、起き上がろうとする時のような動き出しはかなりの痛みが続きます。背筋をピシッと伸ばせるまでが苦痛の極み。
経験的に、安静、寝てれば良いというわけでもなく、適度に動かして温かくしてほぐしていた方が良いので、今日は軽い歩きの散歩に出掛けました。
今日のコース
玉原湿原→ブナ平→鹿股山→往路戻り
ウリハダカエデ
ムクロジ科カエデ属の落葉高木です。
日本固有種であり、国内には広く分布します。鹿児島県ではレッドリスト指定です。
葉が浅く３裂し、裂片の先端が尖ります。枝先に10cmほどの総状花序を垂下させ、10個ほどの花を付けます。色は、淡黄色から淡緑色。花期は4〜5月です。ブナ林の中に自生することが多い種ですが、私もブナ林の林端で見掛けました。
玉原湿原から鹿股山山域には今回あまり花がありませんでしたが、タチツボスミレはたくさん咲いていました。ごく少数ツボスミレも見かけました。
玉原湿原では殆ど花が無かったのですが、ミズバショウの花が３株ほど咲残りしていました。
ワタスゲ
綿っぽくなくてスミマセン。ペッターとしてます💦
ムラサキヤシオツツジ
ツツジ科ツツジ属の落葉低木です。
ヤシオツツジは、アカヤシオ、ムラサキヤシオ、シロヤシオの３種があり、その総称です。
写真のヤシオツツジはムラサキヤシオですが、紫というより赤なんじゃないの？という色です。
アカヤシオツツジもツツジ科ツツジ属の落葉低木ですが、花の色は淡紅紫色で、淡いピンクと思った方が近いかな？
ムラサキヤシオは濃紅紫色で、色味がはっきりしています。
早朝の玉原湿原です。
湿原自体は小さくて、最寄りの駐車場から歩いて一周するのに40分で足ります。で、帰り道の途中、物足りなくてどうしようか？と思案しつつ、自分の腰に聞いてみたのですが、歩くと逆に調子が良くなって、痛みも消えており、行きましょう！と快諾があったので、急遽、ブナ林経由鹿股山へ向かうことに。
前半はこんな感じのほとんど平坦な森林内のコースを行きます。
ミズメの木です。この木は沼田市の木百選に選ばれています。落葉高木で、カバノキの仲間です。別名ミズメザクラともいい、サクラの類縁ではありませんが、樹皮が桜に似ているので、サクラの名前をもらったようです。黄葉が綺麗な木です。
木々が翠々として清々しい。
エンレイソウ
この周辺の山々ではよく見かけますね。
しばらく進むと玉原スキー場ゲレンデに出ます。
このコース最上地点からの景色が素晴らしいです。
武尊山
目の前に壮大に広がる武尊山の連山。
玉原湖
発知川原流域にあるダム湖です。
今日は富士山もハッキリ見えました。
ヤブイチゲ
あまり花の状態が良くないですが、ヤブイチゲだと思います。玉原スキー場ゲレンデ傍に３輪ほど近くに咲いていました。
スキー場ゲレンデ歩きは最上点近くなるとキツいですけど、距離があまりないので頑張って登ります。
まだツボミですが、マイヅルソウです。
家紋の舞鶴紋に似ているというのが名前の由来です。花は白い小さなが総状花序に多数付きますが、線香花火のような可愛らしい花です。
鹿股山山頂
標高1636mです。
玉原湿原入口からブナ平経由でここまで写真を撮りながらゆっくりでしたが、所要1時間です。
赤城山方面
子持山方面
浅間山方面
早朝からやや時間がすぎて、9時を過ぎて来ると、やはり少しかすみが入って来ますが、それでも景色は良かったです。
群馬百名山の一座ですが、正直マイナーな山だと思ってたかを括っていましたが、ブナ林歩きはとても心地よく、山頂付近の展望が素晴らしかったのは、良い誤算でした。
クロモジかな？
オオカメノキ
ゴゼンタチバナの若い株かなと思って撮ったのですが、ツクバネソウかもしれませんね。もう少し待って花が咲けばはっきりとしますが。
しつこいですが、エンレイソウ
本日歩いた距離は10.5km
時間は2:36
稼いだ高度は509mでした。
帰着して、とりあえず腰痛は問題なさそうです。同じ姿勢を続けると筋肉が固まって動き出しがキツいのは変わりないですが、急に動かない限り、生活に支障はなさそうです。