2023年10月25日の武尊山登山のブログの続きです。
前武尊山到着がお昼少し前でした。少し休んで来た道を引き返したのがお昼少し過ぎた頃です。
さて、いよいよ本丸のトサカ岩登頂目指して頑張ります。
15分ほど歩き戻ると剣ヶ峰の岩壁に括り付けられた鉄梯子があります。そこから登って行きます。
切り立った断崖を進みます。
目指すトサカ岩が目の前に
登頂。梯子から数分です。時間にしては少しなのですが、かなり高度感があり緊張します。周りを見渡すと思わず「フォー!」とか何か叫びたくなります。(やってませんけど💦)
トサカ岩山頂の祠
横に寝っ転がってセルフタイマーで自撮りしたり。
崖下を覗き込むとこんな感じ。崩れそうな感じはないですが、怖いので縁までは近寄りがたいです。内臓が全部口から出ちゃいそうなので💦
360度のパノラマです。
達成感もmaxです。登って良かったです。
さて、ここから先は急いで来た道を戻ります。
確か、家ノ串山と武尊山の間にあった水場です。
飲むのは勇気が要る見た目ですが、飲用だそうです。別名、菩薩界の水とも言うそうです。
武尊山付近からの風景だと思うのですが、朝とは違って光の方向が変わっているせいか?剣ヶ峰山の斜面の笹藪?の緑が色濃く輝いているようでした。この風景をずっと見ていたかったのですが、そうもいきませんので、、先を急ぎます。
ヒカゲノカズラと思います。茶色い部分は胞子嚢。
マメホコリ
変形菌の仲間です。いわゆる粘菌で、菌という名を持ちながら、菌ではないというナゾナゾみたいな生物です。単細胞生物でありながら、環境によって集合体になったり、役割分担したりという、脳を持たないのに集団行動をとることもする不思議な生き物。移動することが可能という動物的な性質を持ち、一方で胞子で繁殖する植物的な性質も持ちます。
かなり降りて来て、登山口近くの樹林帯の紅葉です。
武尊山への登り返しがキツかったのと同じくらい、武尊山からの下山路がキツかったです。高低差があるので、膝の負担が蓄積して左膝が痛くなりかけたところで駐車場帰着でした。前武尊山からの所要時間は2:55でした。
時短したかったため、武尊林道終点から裏見の滝駐車場までは軽快にジョグしてます。
裏見の滝です。
現在は滝の裏側に行くことは出来ず観瀑台からの展望のみです。これ以上近くには寄れません。
滝を見るためには、駐車場からかなり降りないといけないです。
20代の頃に関東の名山100選というガイド本を買って以来ずっと気になっていた上州武尊山ですが、体力の充実したこのタイミングで登れて良かったです。もう一回行くかというと、今回の横断のようなことは多分もうしないでしょう。
次はどこ行こうかな?