撮影日:2023年9月22日


マルバルコウソウ

ヒルガオ科サツマイモ属のつる性の一年草です。


しばらく前から見掛けるようになっていたこの花の正体は小さなアサガオではなくサツマイモの仲間でした。


草丈:つる性なので丈はありませんが、つるは長さ3mほどになります。

葉:互生。卵形で先は尖ります。基部はハート型です。全縁ですが、基部に少し鋸歯が入る場合があります。

花:集散花序に2〜8個付きます。花柄は1cm前後で直立して上向きに花を咲かせます。花冠がは朱赤色で筒部の長さは3.5cmほどの漏斗状で先端は5角形に広がり、花径は2cmほど。雄蕊雌蘂共に花冠から突き出ます。萼は先が5裂して尖ります。

花期:8〜10月

分布:アメリカ南西部原産で、日本には江戸時代末期に導入。暖地の道端や草地に自生帰化しています。