箱根湿生花園2023年6月29日訪問の記録の続きです。


前回に続き、シモツケシリーズです。


シモツケソウ

バラ科シモツケソウ属の多年草です。


草丈:30〜100cm程度。

葉:根生葉あり。根生葉と茎葉の下の方に付く葉は、奇数羽状複葉。頂小葉は大きく(5〜10cmほど)掌状(5また〜7)に中〜深裂します。托葉は膜のような質感で乾くと褐色になり茎に沿って直立します。

花:茎頭か上部の葉腋から総状花序を出し、花径5mm程度の小花を多数付けます。色は、ピンク系で濃淡あり、まれに白色もあります。花弁は4〜5枚。雄蕊は多数で長く目立ちます。

花期:6〜8月。

分布:関東地方以西、四国、九州。在来種です。


残念ながら、あまり良い写真ではありませんけれど、花序がなんとなくシモツケより広がりがあり、葉の形が違うことも一応分かる写真にはなっています。