◇『人との距離もあり、自分の本心を話すということもありませんでした。』


こんにちは。
心、体、現実を好転させるスペシャリスト、佐藤です。


その人のとる行動には、本人が意識できていなくてもすべて理由があります。


例えば、「なかなか自分を表に出せない」と悩んでいる場合、どんなに勇気を振り絞って行動しようと試みても、潜在意識の中にそれをとどめる感情、感覚がある場合、その行動は起こしにくくなります。


この場合、「自分を表に出したい」という自分と、「表に出したくない」という潜在意識の間で綱引きが行われているのですね。


車で言えば、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものです。


今回は、健康上の理由から、「自分を閉じ込めると安心する」という感覚を潜在意識の中に持っていた方がブレーキを外したら、どんなことが起こったのかという体験談をいただきました。


その変化かを見てみましょう。


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『私は小さい頃からアトピー性皮膚炎で顔の皮膚の状態がひどく、人に顔を見られるのが嫌でした。


そのせいで、「自分が他人にどう見られているか?」ということがいつもいつも気になっていました。


そのため、人との距離もあり、自分の本心を話すということもありませんでした。


そんな時、潜在意識の中に「自分を閉じ込めると安心する」というキーワードがあることを教えてもらい、それを浄化したいと思いました。


「自分を閉じ込めていると安心する」ということは、「本当の自分を出すことが不安」ということですよね。


それでは、本当の幸せを感じることは難しいと思ったのです。


そのキーワードに集中して浄化を始め、10日間が過ぎました。


今も変わらず、嫉妬心、イライラ感はあります。


でも、おどろくような変化がありました。


私は肌に症状があるので、デパートの化粧品コーナーで、きれいな肌を持つ店員さんにカウンセリングを受け、肌に合う化粧品をすすめられるということは絶対にされたくないことでした。


それなのに、先日、化粧品コーナーの前を通った時、「相談したい」と思い、思いきって、店員さんに、「小さい頃から自分の肌に悩んできたけれど、きれいな肌になりたい」と自分の気持ちを素直に話せたのです。


他人から見たら、たいしたことではないかもしれません。


でも、私にとっては、子供の頃からずっと持ち続けてきた心の奥にある闇の一部をさらけ出したということです。


今までの私なら、絶対にしないことでした。


私としては、「よく頑張って行動したね」と自分をほめてあげたいと思いました。


これは、頑なだった心の荷物が少し、取れた影響だと思いました。』


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大きな一歩でしたね。お疲れさまでした。


この変化はもちろん、心の中にあった荷物を浄化で手放せたから、すっと行動を起こせたのだと思います。


この方の場合、「自分を閉じ込めていると安心する」という感覚や感情は、過去生の影響もありました。


過去のどこかで、「本当の自分をさらけ出すことは危険だ」「正直になることは許されない」という経験をされたのでしょう。


その結果、今回の生では、人との距離感を取るために、肌に症状を出すということを無意識に選択したのだと思います。


ただそれは、「自分を閉じ込める経験をする」ために生まれてきたわけではありません。


その課題を乗り越え、素晴らしい自分を体験するために生まれてきたのです。


きっとここから、徐々に変化が起こっていくと思います。


これからも恐れずに、ご自身に向き合って、「いらない」と思うものをクリアにしていっていただきたいと思います。


多くの人が無自覚ながらも、その人の人生に大きな影響を与えているものを持ってきています。


その影響を与えているものを手放すことで、大きく人生は変わっていきます。


そのチャンスをぜひ、つかんでいただきたいと思っています。


さらに加速した、あなたの常に最高で最善の日々を。