そこはマンションが立ち並ぶ住宅地で
人もいそうなのに不思議と車さえ通らない中、
ただ街灯に照らされて
1台のバスがやって来ました。
仮の停留所を把握した矢先にバスが来たので、
バスより先にそこに着かないと!
と必死でそこに向かって走っているときです。
私は乗る意思があることを
走りながら振り返って、目で何度も
『 すみません〜!
今はまだそこに着けてないですけど
乗る気ありますー!💦 』
と訴えたので覚えていますが、
運転手さんと、ちゃんと目が合ったのです。
その方は顔を前に向けたまま
無表情でこちらを見ながら
躊躇いなく、スー…っと
私の横を通り過ぎていきました。
(これは苦情ではなくて魔のお話なので悪しからず…💦)
あれ…?
この拒否感は何だろう…?
と、ザワザワとする気持ちを抑え
『 時間的によほど急いでいたのかな? 』
『 私がバスに乗るとは思わなかったのかも 』
と、納得のいく理由をつけようとしました、
が…いろいろと感覚のつじつまが合いません😵
大体、バスの運転手さんは
バスの中へも外へも、配慮を忘れない
やさしい方々なのを知っていますが
そもそも私が前もって
その場所に着いていなかったのがいけないので、
通り過ぎることがあるのは仕方ありません😅
こういうツイてないことは、あることだと思います。
ですが、どうしてもその後ザワザワが拭えず
次のバスを待たずに、
やや距離があっても疲れていても
ひたすら駅まで歩くことにした私の足は
「 出て行け〜 」
と闇に押さ出されるように
速くなったのを覚えています。
にしても、昼間は
そういった違和感はありませんでした🤔
なので今も特別そこをわるくは思いません。
ほかには何も起きず、だからこそ
この得も言われぬ感覚の正体が
何なのか掴みどころがなく…
そのときは、ひとまず
この土地に気に入られてないのかな、
寂しいな…と思いながら
帰路につきました。
次回で最終回にできればと思っています💡