1箇所1箇所と過ぎていく毎に少しずつ終わりを感じてしまうよ。
BLESSCODE結成当初から通った大阪。
変な言い方だけど結成当初から広島だけでライブしてるとダメだって考えがあって。
…別に広島が悪いんじゃないんだよ。
広島だけでライブしてるとただ時が過ぎていくと思うし、もっと全国的にならないとこんな田舎者のバンドは見向きもされずに終わってしまう。
ずっとそう思ってた。
だから結成当初から大阪、福岡は地元並みに通おうってメンバーと話しして決めたんだ。
けど、大阪って本当に残酷なほど見向きもしねぇの笑
何回通ってもエグいほど何もかわんねぇの。
けど、何度も何度も懲りずに通った。
そうするとお客さんよりも関係者の方が心を寄せてきてくれた。
思えば最初の大阪も関係者さんのお陰だったな。
広島のバンドだけど、結成初っ端から
『関西を攻めたいんです。』
って関係者さんに伝えたら
『諒の新しいバンドなら応援するわ。』
って音を聴く前から言ってもらえて、その気持ちが本当に嬉しくて、その事務所のイベントなら、できる限り参加させてもらった。
そんな、最初っから関係者さんに恵まれてたのかもしれない大阪。
全然動員もつかなくて悩んでるオレらを
『メッチャええ対バンやと思うねんけどBLESSCODE出ぇへん?』
『BLESSCODEメッチャカッコええからホンマ好きやねん』
『BLESSCODEは絶対人気出るで!』
そう言ってくれた関係者さん達のお陰で踏ん張れた様な気がします。
それから沢山のイベントに誘ってもらって、週一で通った事も多々ある大阪。
少しずつ、本当に少しずつ伸びてきた動員。
この景色は嬉しかったなぁ。
何度も飛ばそうと思った大阪にずっと通ってきて良かったと思った。
沢山の関係者、友達にも恵まれて本当に素晴らしい時間を過ごしたんだなって。
楽屋に関係者が足を運んでくれるんだけど、何処よりも多いの。
なんか同窓会みたいで、嬉しいんだけど、最後なんだって実感してしまうじゃない。
それが少し寂しくって怖くて。
ライブ前すっげー緊張したよ。
こうやって平然を装ってるけど、出番前は心臓バクバクで
『あーーーーーー、緊張するーーーー』
って言ってた。
けど、ライブが始まるといつも通りで。
それは本当にいい意味でいつも通り。
すごく暖かい空間でした。
なんか大阪での一本一本のライブでBLESSCODEを見つけてくれて、好きになってくれて、最後に逢いに来てくれてる。
寂しいんだけど、暖かい。
最初はそんな感じで少しだけ不思議な空間でした。
ま、最後には今までの大阪で1番熱いライブだったけどな!
本当に楽しかったし、幸せだった。
本当に沢山の思い出をありがとう。
すぐ関西弁マネするし、ちょっと小馬鹿にした様な言い方するけど笑
大好きやで大阪!
初っ端にバンドの難しさを教えてくれてありがとう。
最後にはこのワンマンツアーどの会場よりも優しい暖かさをありがとう。
オレは当日まで知らんかったんじゃけど(聞いてたのかもしれんけど全く記憶にない)カメラマンさんまで来てて笑
この日は楽屋が関係者で溢れてる、少しだけ売れっ子ミュージシャンの気分を味わえました笑
あ、昔から照明で手伝ってくれてる葉月とも最後のステージだったんだよ。
東京にでてったのに、最初のオレらのワンマンから
『オレ、照明やりますよ』
って
『オレ、思ったんですよ。昔から可愛がってくれた人ってBLESSCODEのメンバーだって思って、恩返ししたいなって』
って言ってた。
半分冗談っぽくな!笑
本当に可愛くねぇんだよこいつ。
けど、本当に可愛いんだ。
今まで大体ワンマンは葉月に頼んでたんだよね。
それぐらい本当に良い照明。
手紙にも書いてあったんだけど、最初から照明が七色に輝いてて素晴らしかったです。
って。
バンドってメンバーだけじゃできないじゃん。
ライブハウスがないとできないし、そこに音響さんと照明さんが居ないとステージにならない。
そして、お前らが居ないと届ける相手が居ない。
それが全部合わさったら最高のライブになるんよ。
それがこの大阪で出来た気がする。
本当に苦戦した大阪。
最後は最高の大阪でした。
大好きやで!!
沢山の思い出をありがとう。
絶対に忘れんけぇ!!
なんだかんだBLESSCODE、本当に良いバンドだと思うよ。
お前らも含めオレは胸を張って誇れるよ。