福岡。
何回来たんだろう?
マサヤもMCでよく言ってるけど博多と大阪は第2の地元って。
大阪は色んなライブハウスでやらせてもらってるから色んな会場ひっくるめて大阪!って感じだけど。
福岡はずっとBe-1、SON、LOGOSでライブしてきたからなのかライブハウス自体に慣れ親しんだ感じが凄いあって、スタッフさんも当たり前のように
『今日はバラフライゾーンやるんですか?』
『リグレットラブはやりますよねー』
とか言ってきてくれる唯一の場所。
BLESSCODEが始動してすぐ通いまくった博多Be-1。
たまにLOGOSでやらせてもらってたけど、広さに驚いたなぁ。
SONはあの『ライブハウス』って感じがすげぇ好き。
なんだか最初に博多にライブで来た時に、当時にしては反応が良くて、博多いいね!って思ってた。
けど、甘かったんだよなぁ。
通ってた頃は良かったんだけど、あまりタイミング合わなくて時間を空けてしまったら、ゴッソリ動員減ってさ。
最後に言ったけど、BLESSCODE過去最低動員を記録したのも博多なんだよね。
動員の数字聞いて、主催者に
『え?これホントですか?…すいません。。。』
って会話したのが忘れられねぇわ。
けど、今日の景色はコレでした。
本当に嬉しかった。
今までもっと沢山お客さんがいるイベントはあったけど、こんなにも愛が溢れてて暖かい日は無かったよ。
本当に福岡に通ってこれて良かった。
そして、ずっっっっっとやりたかったワンマン!
なかなか演っていいよって言われなくて何度も断られた。
けど、このラストワンマンツアー、色んな関係者の方々のおかげで遂に出来ました!
本当に嬉しくて、嬉しくて。
けど少し怖くて。
けど、九州の子達がBLESSCODEを好きでいてくれてるのも、気にしてくれてるのも感じてたから絶対にいいライブになるって自信はあった。
だから自信を持ってステージに立てました。
本当にありがとう。
インストアも過去最多の子達が集まってくれて本当に嬉しかった!
一緒に撮った写真、大切にしてほしいな。
オレも一枚一枚大切に心に刻んでおくからね。
インストアでも少しだけ話したけど、熊本で震災が起きたじゃない。
その後すぐにBe-1でライブが決まっててね。
決行できるのか不安だったけど、決行しますって連絡が来て、決まってるセットリストに『色ノ無イ夢』を入れたいなって思ったの。
そしたらぐれさんも色ノ無イ夢入れたいって言ってて、メンバーも賛同して、この曲にどんなに不安でも、怖くても、辛くてもこれから先に希望を持って未来図を描こうっていう意味が深く刻まれた感じがした。
そのライブは凄く記憶に刻まれてる。
手紙、メッセージで、
『いつ地震が来るかわからなくて本当に怖いです』
『不安で夜も眠れません』
『家に帰れません』
って現実とは思いたく無い現実がそこにはありました。
けど、その子達が言ってくれたのは
『BLESSCODEが来てくれるのが本当に嬉しい』
『BLESSCODEのライブが今の楽しみです』
って言葉。
その言葉に何も出来てないって思ってた歯痒さから、オレらにしか伝えることのできない音楽、希望があるんだ。
って思えた。
当日は家にも帰れずに服を買って来ましたっていう子も居て、微々たる力でも楽しかったって思ってもらいたいって本気で思った。
『行って本当に良かったです』
『来てくれてありがとうございます』
って言ってもらえて、本当に嬉しかったな。
当たり前の事は全然当たり前の事じゃない
ずっと自分の中で言い聞かせてる言葉の1つだけど、心の底から感じた日でした。
それからも何度も訪れた九州。
九州ツアーしたいねって言ってたけど、それは叶わなかったけど、本当に沢山勉強させてもらったし、沢山思い出も優しさも厳しさも暖かさも教えてくれた場所。
本当に大好きです。
忘れないよ。
だからたまには思い出してね。
我儘を言えるのであれば、まだBLESSCODEは終わってない。
だからまた、可能であれば顔を見せに来てほしい。
みんなの楽しそうな顔、熱さ、涙、
全部抱えてファイナルまで突っ走って行くから。
本当にたくさんの思い出をありがとうね。
また、逢えるといいな。