「おてつだい、しましょうか?♪」
しまじろうのマネをして、お姉ちゃんがやってくる。
夕食時、包丁でガンガン野菜を切っている母のもとに、
にこやかにやってくる。
「おてつだい、しましょうか?♪」
恐怖の言葉である。
「んー、、、いまは、ないかな?」
誤魔化す母。
眉を寄せるお姉ちゃん。
・・・
「じゃあ、このネギを、、、」ごにょごにょ
「はーい♪」
お手伝い。
大切です。はい。
でも、面倒なんですよね、手伝ってもらうの、、、。
自分でやっちゃった方が早い。
お米を計ってもらうだけで、米粒が飛び散る。
揚げ物のパン粉はダマにしすぎて無駄になる。
包丁作業は手を切らないかと張り付きになる。
余計な片付けと時間がたっぷりかかるんです。
(´ー`) おてつだい、こわい、、
しかし、これも親の役目、、、、。
もう少し大きくなってからは、
確実に戦力になる「お手伝い」なので。
自立した一人前の人間に育てるためには、通らなくてはいけない道。
ということで、
苦節数年。(そんな大袈裟なものではない)
この苦しい時期を乗り越えるコツが、
最近少しわかった気がします。
それは、
1、2度教えて
目を離し
あきらめる
これでした。私の場合。
最初の数回、ここはこう、これはこう、
ちゃんと教えます。
危ない作業は特にきちんと。
そして、
そのあとの見張りを、やめました。
完全に。
包丁作業でも。
見ているから苦しいのです。
口を出してしまうのです。
目を離す、大事です。
そして、出来栄えがどうであろうと、
そのことについてあーだこーだ言うのをやめました。
出来栄えを気にしなくなってから、
いろんなことがかなり楽になりました!
揚げ物の衣も、
自分たちの上履き、外履き洗いも、
洗濯物を引き出しにしまう作業も、
いいのだ、キレイじゃなくて!(≧∇≦)
そのうち自分でキレイにしたいと思ったら、
もっと頑張るだろうし。
とはいえ、お手本はしっかり見せてあげつつ、というのも大事かなとは思っています^ ^
ここは母の腕の見せどころか、、、
昨日はお鍋だったので、お手伝いしてもらうのも楽ちんでした!
ひたすら野菜を切るお姉ちゃん。
マイ包丁で頑張っています。
戦力になる日も近いか。
なぜか、まな板 on まな板。
