こんにちは。


じつは、今日は皆さんに助けを求めたいのです。


といってもそれほど深刻なことではございません。


私はこのブログで小説を連載してきましたが、


ネタがない! のです。


というわけでしばらく、リクエストを受け付けます。


イナズマイレブン、ダンガンロンパ、どちらでも構いません。


ぜひお気軽に、コメントしてください。よろしくでーす。



日本に戻って生きたイナズマジャパン。

また元のメンバーに戻って、それでも楽しくサッカーをしている。

俺は走る足を止め、空を眺めた。

「クレイグ。俺は、楽しくやってるぞ。」

そのときだった。

上空を飛んだ一羽のカラス。

そして、黒い何かが落ちてきた。

俺はひらひらと落ちてくるそれに、なんとなく手を伸ばした。

それは、どうやら封筒のようだ。

真っ黒な封筒に、血のように赤い文字。


『Dear 鬼道君』


俺はすぐに分かった。

封筒を開けると、中には同じように黒い紙に、赤い文字。


『また会いに行く。それまで待ってろ。』


それだけ。しかし俺には、その文がとてもうれしかった。

俺はその手紙を胸に抱いた。

「おーい、鬼道。どうしたー?」

「いや、なんでもない。」

俺はあわてて俺を自分のタオルの下に置いた。



俺は待っている。また会える日まで。







END



俺の背中に顔を埋めた鬼道君は、そのままの姿勢で話しかけた。

「…帰っちゃうんですか?」

「…帰る?」

「とぼけないでください。もう帰っちゃうんでしょ?魔界に…」

その通りだった。もうここでの大会が終わった以上、俺がここにいる理由はない。

一時的ではあるが、俺は帰らなければならない。

「帰ったら、俺のことも…忘れてしまいますか?」

「…さあね。」

いくら俺でも、いちいち精気を吸った相手を覚えていられるわけもない。

「…俺は無理です。あなたに初めて抱かれたときから、あなたのことが忘れられなくなりました。だから俺には、もう、あなたしか…」

やれやれ、まさか獲物に言い寄られる日が来るとはね。

しかし、俺も偉そうに言えたもんじゃない。

俺も同じだ。ここに試合を見に来たのがその証拠。

「・・・俺も、帰りたくない。」

「え?」

「ほんとだぜ?俺も帰りたくない。鬼道君のこと好きだ。一緒にいたい。」

俺は後ろを振り向いた。鬼道君は、目に涙をためて俺を見上げていた。

でも、そのままにっこり微笑んでくれた。

「帰ってくれたら会いに行くから。だから・・・」

俺の言葉はそこで途切れた。

鬼道君が、俺にしっかりしがみついてきたから。

「…絶対ですよ?」

「もちろん。」

俺は鬼道君に見送られて、空に舞い上がった。




END