ビジネスや外交で、


相手(国)が率先して協力する時は


①協力すれば、自分(自国)にメリットがある。

②協力しなければ、自分(自国)にデメリットが生じる。


究極、このどちらかのケースの時だろう。








機関銃を持った男は、

宿敵コウモリ男を倒そうと決めた。


けど、コウモリ男を倒すには、

銃だけであるいは、自分ひとりでは

かなり苦戦すると予想していた。




一匹の虎がいた。


もう何日もエサにありつけず空腹もピークにさしかかっている。

そして、虎は近くにふたりの男がいることを知る。



ひとりは機関銃を持った男。

もうひとりはコウモリ男。

コウモリ男は武器を持ってる様子はない。




トラがいることに気付いたのは、機関銃男の方だった。


機関銃男は、「あのコウモリ男を倒すのに力を貸して欲しい。

お礼として、奴を食べてもらってかまわない。」

と空腹のトラに提案した。


トラは考えた、

機関銃を持った男を襲うと、自分がその銃で殺されるリスクがある。

けど、コウモリ男なら武器は持ってなさそうだし、

なにより機関銃男といっしょに2対1で襲うことが出来る。


「よし、引き受けた!そのかわりコウモリ男を食べるぞ。」とトラ。



機関銃男も考えている、

ひとりじゃ倒せないコウモリ男を

ふたりがかりで襲える、

しかも、コウモリ男を食べればトラも満腹になり

自分は襲われる心配がない、と。


ただし、

夕方6時にはあたりが暗くなる。

暗くなればコウモリ男は闇の中を飛躍し逃げるだろう。




つまり、

機関銃男も空腹のトラも

コウモリ男を倒し、食べるには6時までに

襲撃しないといけない。


でないと、

コウモリ男が闇夜に消えれば


機関銃男は

コウモリ男を倒せないばかりか

トラに襲われるリスクがあり、



トラは

撃ち殺される覚悟で機関銃男を

襲わない限り食事にはありつけない

というリスクを負う。



「ここは協力し合うのが一番得で、

協力しなければ自分が危険な目に会う。」



機関銃男もトラもそう思ったので、




6時までに、

暗くなる前に


ふたりは協力しあい

コウモリ男に襲い掛かった。


おしまい。