とあるマンションの植栽として植えられている木 | SMART広報『蛙の目』

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とあるマンションの植栽として植えられている木。隣にはトネリコが植わっているが、この樹木の植物名がわからない。何度か見ているうちにふと分かることがあるので、何度も立ち止まって眺めてみる。それだけで十分に怪しい人物で、ひょっとすると通報されているかもしれない。

それでも気になるので撮影してみた。ますます怪しいか。

ところが、ふと思い浮かんだ名前がある。
ソヨゴ(冬青)だ。

普通見かけるのは一本立ちした樹木で、しかも、冬に二またに分かれた枝柄葉柄の先に真っ赤な実をつけるのが印象的な木。

全く違うかもしれないが、葉の縁が波打つあたりはにている。波打ち方はベンジャミンにも似ているが、葉の厚さが違う。それに実はならないだろう。

実の色が季節とともにどう変わるか、観察していこう。怪しまれない程度に。

樹木の同定には木の肌も重要な要素なので、しっかり観察しなくては。

ソヨゴの綺麗な実が見られるブログ
photo Life
ソヨゴ/赤い実





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追記 )私の中ではソヨゴで確定なのですが、わかった上でソヨゴを調べてみるといろいろと面白いことがあります。

別名を「ふくらしば」というらしいのですが、そのわけは火に入れると葉っぱが膨れて爆発するからだそうです。たぶん葉が波打っているのにも関係しているのでしょう。縁がしっかりと硬く閉じられているようです。

ソヨゴという名前も風に揺れると金属性の音がするからとか。これは葉の縁に秘密ありですね。
でも冬青と書くのはなぜでしょう。

まあ常緑樹だからでしょうが、なら他にもありますよね。むしろ赤い実が印象的です。