共同声明は、国際情勢と2国間関係の2部構成。国際情勢に関し、米国主導の国際秩序の見直しをめざす立場を示し、米国が日本などと進めるミサイル防衛網について、「国際社会の安全を損なう」と反対を表明した。また、北朝鮮やシリア情勢を念頭に、武力行使や武力による威嚇、他国の正統な政権の打倒に反対すると明記した。
2国間関係では、主権の確保や領土の一体性、安全保障など、「核心的利益にかかわる問題」で互いの立場を支持するとした。
モスクワでの首脳会議での習近平国家主席とプーチン大統領が調印した共同声明の内容です。
アメリカ一極支配から世界の多極化の動きです。