セザンヌの赤いチョッキの少年がセルビアにあった件 | SMART広報『蛙の目』

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時事ドットコム:セザンヌの名画戻る=4年前に強奪、セルビアで発見-スイス

2008年にスイス・チューリヒの美術館から盗まれ、行方不明になっていたセザンヌの名画「赤いチョッキの少年」が24日、回収されたセルビアからスイスに戻った。スイス通信が報じた。作品の価値は1億スイスフラン(約89億2000万円)に上るという。  

絵は08年2月、覆面の3人組がゴッホ、モネ、ドガの絵と共に強奪。被害額は推定約1億8000万スイスフラン(当時の換算で約175億円)。欧州の盗難事件では最大級の被害額として注目された。




発見と回収の経緯を知りたくなりました。

映画化されるでしょうね。

少し背景を追いかけます。

時事ドットコム:盗難のセザンヌの絵画を発見=106億円相当-セルビア

【ベオグラード12日AFP時事】セルビア当局は12日、スイスで2008年に盗難に遭った後期印象派の巨匠、セザンヌの絵画「赤いチョッキの少年」を発見し、容疑者4人を逮捕したと発表した。(写真は、取り戻されたセザンヌの「赤いチョッキの少年」)  

この絵画は本物であることが確認された。専門家は絵画の価値を約1億ユーロ(約106億円)と推定している。警察は容疑者の1人の車を追跡し、車に隠されていたのを発見した。  

「赤いチョッキの少年」は08年2月にチューリヒで、ドガ、ゴッホ、モネの作品と一緒に盗まれた。ゴッホとモネの作品は犯行の数日後にチューリヒで、またドガのそれも09年に発見され、セザンヌの絵画だけが未発見となっていた。この犯行は当時、欧州で最大の美術品盗難事件といわれた。  

容疑者4人は全員セルビア人で、警察は逮捕の際に現金150万ユーロと大量の武器・弾薬を押収した。