携帯電話用のオンライン釣りゲームを模倣され著作権を侵害されたとしてインターネットソフト開発会社のグリー(東京都港区)が、同業のディー・エヌ・エー(DeNA、渋谷区)など2社にゲーム配信差し止めと計約9億4000万円の賠償を求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。阿部正幸裁判長は著作権侵害を認め、配信差し止めと計約2億3500万円の賠償を命じた。配信については仮執行宣言が付かず、直ちに差し止めとはならない。敗訴した2社は即日控訴した。 問題となったのはD社が09年2月から配信する「釣りゲータウン2」。グ社は自社が07年5月から配信する携帯電話向け交流サイト(SNS)と連動させた「釣り★スタ」と魚を引き寄せる画面が類似していると主張した。グ社側代理人によると、SNSで利用者同士が遊ぶ「ソーシャルゲーム」で著作権侵害を認められたのは初。 |
DeNA対グリーのソーシャルゲーム戦争の第2幕。グリーに軍配です。賠償額2億3500万円はかなりですね。ただし、配信停止でもなく、DeNA側は控訴しましたから、まだどうなるかわかりません。
スマホをめぐる覇権争いの様相。ということなのでしょうか。ゲームの世界はよくわかりません。