清志郎のおかげで僕はラジオでメッセージを伝えています | SMART広報『蛙の目』

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株式会社シンクアップの広報を考えるブログです。

今日はお盆でもあるので、改めてあなたへの感謝を綴ります。

葬儀の時にブログは書きました。

その後、民放のキャンペーンソングになった『oh!RADIO』が流れていましたので、

それを何度も聞きながら

涙しました。もう2年になります。

考えてみれば、ラジオがメッセージを伝えるものであるということを教わったのはキヨシローからだったかもしれません。

それで僕は今もラジオにかかわる仕事をしています。

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中学、高校時代

葉書に彼女への思いを込めながら洋楽をリクエストしていました。それはラブレターというメッセージでした。

最初にあなたの歌を耳にしたのは深夜放送でした。

「僕の好きな先生」「キミかわいいね」(強烈なプロテストソングです)



大好きでいつもリクエストしていました。そのときは、少し遅れてきたシンガーソング、いやフォーク歌手という位置づけでしたが、何か新しいものを感じていたのだと思います。

そして、もう僕は社会人になっていた1980年に『トランジスタラジオ』を耳にしました。



ラジオは思いやメッセージを伝えるメディアであることを教えてくれました。「キミかわいいね」でテレビ批判をしていますが、ラジオは最後まで好きだったのでしょう。それが遺作となった『oh!RADIO』です。(このPVは素の清志郎さんだ!)

難解なマクルーハン理論よりもラジオがメッセージを伝えるメディアであることを僕に発見させてくれたのはあなたでした。

「メッセージを発すれば心のアンテナのあるどこかの誰かに届く」

何か永六輔さんのようですが、私はそれをあなたの歌から教えてもらったと思っています。

ちょっとあとでできた彼女が目が小さい子だったのですが、彼女はこのトランジスタラジオの後の方に出てくる歌詞「あくびばかりしてたら口が大きくなっちゃた。居眠りばかりしてたら目がちいちゃくなっちゃた」というところをすごく気にしていましたが、私は授業をサボって屋上で聞いているいかしたナンバーというところに夢中でした。

そして、その後あなたは強烈なメッセージを世の中に伝え続けます。

今聞いてその先見性に驚かされます。

あなたは首相にタレントになって一緒にブルースを歌おうと唄っていますが、実はあなたは必死でメッセージを歌に乗せて政治家と国民に伝えていたのですね。

今日、あなたの魂とゆっくり向き合う時間が取れたことを感謝します。

[サマータイムブルース]


[総理大臣 何もはっきり言わねぇ ]