また起こった選挙違反捜査での警察の証言強要 | SMART広報『蛙の目』

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埼玉県警:「うそ言えば帰れると思った」…証言強要の疑い - 毎日jp(毎日新聞)

県警の発表では、市議選告示前の2月中旬に、市内のレストランで市議の永田勝彦容疑者(67)=公職選挙法違反容疑で逮捕=から、飲食の接待を受けたとされている。  

住民が支払ったと主張する金額は3000円。だが、県警は「払っていないはずだ」と迫った。  

県警の聴取5日目に「会費を払っていない」との調書に署名した男性は「『あんただけなんだ』『(印を)押せばすぐ帰れるんだ』と言われた。4日目ぐらいから取り調べが厳しくなった」と振り返る。別の男性は「『認めないと何カ月もかかる』と言われ、年老いた母親の面倒もあるので生活のために認めることにした。警察は市民の味方じゃないのか」と厳しい口調で話した。  

聴取3日目に署名した女性は「毎朝、『払ってないんですよね』から始まる。『真実を言わないと帰れない』と言うから、『そんなに言われるんじゃあ(集金役に渡した)封筒の中に(会費は)入ってなかったのかなあ』と言った。早く家に帰って横になりたいと思った」と証言した。




鹿児島の志布志の事件を思い出させるひどいことが起こった可能性があります。

志布志事件 - Wikipedia

でっちあげ

BBC NEWS | Asia-Pacific | 'Forced confessions' in Japan

うその証言をしなければ帰してもらえないということや、家族の名前を出しての強要。

なぜこんなことがまた起こったのでしょう。

しかも埼玉県という首都圏の府県で起こっています。

日本の民主主義はどうなっているのでしょう。

埼玉県警:虚偽証言強要の疑い…供応買収事件で19人に - 毎日jp(毎日新聞)

統一地方選の埼玉県深谷市議選で二十数人を飲食接待したとして、市議の永田勝彦(67)と妻文恵(64)の両容疑者が公職選挙法違反(供応買収)容疑で埼玉県警に逮捕される事件があり、毎日新聞が接待を受けたとされる住民に聞いたところ、取材に応じた20人全員が「会費を支払った」と証言した。うち19人は「『会費は払っていない』という調書に署名させられた」と話し、中には、朝から晩まで連日聴取されたり、「払ったと言っているのはあなただけ」と言われたケースもあったという。県警が取り調べで虚偽の証言を強要していた疑いが浮上した。




永田勝彦容疑者とその妻の勾留期限は28日だそうです。地検の判断が注目されます。それとともに埼玉県警の今後の内部調査も気になります。

取調べの可視化の問題が進展しそうですね。

可視化をめぐっては最近無罪判決が出た布川事件があります。

取り調べ可視化 - Yahoo!ニュース

布川事件:再審無罪 「袴田事件に追い風」 弁護側「証拠全面開示を」 /静岡 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

水戸地裁土浦支部の布川事件再審無罪判決を受け、県弁護士会は24日、静岡市内で会見を開き、斎藤安彦会長が、「えん罪の悲劇を繰り返さないために、取り調べの可視化や全面証拠開示の制度化を求めていく」などの声明を発表した。また、会見に同席した袴田事件第2次再審請求弁護団の岡島順治弁護士は「大きな追い風だ。全面的な証拠開示を求めていきたい」と話した。  斎藤会長は、1954年に島田市で起き、死刑判決を受けた男性が89年に無罪となった殺人事件「島田事件」に触れ、「あの時も、自白偏重と長時間の取り調べが無実の罪を生んだが、また同じだ。布川事件で自白の録音テープの改ざんが明らかになったように、検察はすべての事件で証拠を全面開示するべきだ」と話した。




布川事件 - Wikipedia



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