飯館村「人が住めるレベルではない」 京大助教らが現地調査-北海道新聞 | SMART広報『蛙の目』

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こんな記事を見つけました。
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飯館村「人が住めるレベルではない」 京大助教らが現地調査-北海道新聞[道外]

福島第1原発事故による放射能汚染を独自に調査した京大原子炉実験所の今中哲二助教らによる報告会が13日、国会内で開かれた。今中氏は、同原発から北西に25~45キロに位置する飯館村の一部について「人が住むのに適したレベルではない」と指摘、汚染の深刻な状況を訴えた。  今中氏は、3月28、29の両日、飯館村の130地点で空気中や土壌で放射線量を測定。原発から遠い同村北部の空気中の放射線量は1時間当たり3~4マイクロシーベルトだったのに対し、原発に近い南部に行くと20マイクロシーベルト程度に上がったことを説明した。  

同村曲田地区の土壌からはセシウム137を1平方メートル当たり2200キロベクレル検出し、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故による強制移住基準1480キロベクレルを超えた。  

3カ月居続けた積算被ばく量は100ミリシーベルトに達するといい、「原子力安全委員会の防災指針で『避難』とされる50ミリシーベルトを超える」と危険性を述べた。  

また、専門家の多くが「直ちに健康に影響はない」と安全性を強調していることについて「直ちに影響がないのは急性障害で、問題なのは(障害が後年に出る)晩発性のがん、白血病、遺伝的影響だ」と批判した。  

報告会は、国際環境非政府組織(NGO)の「FoE Japan」などが主催した。




京都大学原子炉実験所 :::Kyoto University Research Reactor Institute:::

↑↑ 京大原子炉実験所には今中助教、小出助教をはじめとした熊取6人衆という原子力の危険を強く訴え続ける学者たちがいます。よく記事になったなあ。

そのほか記事になったもの ↓↓
飯館村の放射能レベル「人住めない」 京大が衝撃データ発表 - 政治・社会 - ZAKZAK

確実に広がる放射能、福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染(1) | 東洋経済

少しずつマスコミも危険性を取り上げ始めていますね。東電に気兼ねしつつかは知りませんが…。

道新はえらい!

【関連記事】
東日本大震災:教育現場に戸惑い 被ばく量、子どもの基準定まらず - 毎日jp(毎日新聞)

安全基準をめぐっては3月30日、福島県教委から国の現地対策本部に相談があったのを受け、文部科学省などが検討を進めている。原子力安全委の代谷誠治委員が13日、安全基準の検討状況を問われ、「子どもは(年間の累積被ばく放射線量を)成人の半分の10ミリシーベルト程度を目安に抑えるべきだ」と発言。ところが、高木義明文科相が14日の参院文教科学委員会で「基準は年20ミリ」と答弁すると、代谷委員も同日の会見で「できるだけ子どもの被ばくを少なくするのは通常のことなのでそう言ったが、安全委の決定ではない」と修正した。




時事ドットコム:「子どもは半分」、文科相が否定=原子力安全委員表明の被ばく量

放射線、21日間積算で16ミリ・シーベルト : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

↑↑ これは恐ろしい数字。

最大の累積被ばく線量は東電社員 注水やベントに従事 - 47NEWS(よんななニュース)

島第1原発の作業員のうち事故後に累積した被ばく放射線量が最大の198・24ミリシーベルトだったのは東京電力社員で、使用済み燃料プールの注水や格納容器から蒸気を出し圧力を下げるベントなどのうち複数の作業をしていたことが14日、経済産業省原子力安全・保安院への取材で分かった。