地震被害 産業 | SMART広報『蛙の目』

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ロイターのまとめです。
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15:28 Reuters_co_jp (ロイター.co.jp)
情報BOX:地震による企業の被害状況一覧(12日午後2時現在)

http://bit.ly/eWZx37

[東京 12日 ロイター] 11日午後2時46分ごろ東北地方で発生した「東北地方太平洋沖地震」による企業の被害状況は以下の通り。
 ・トヨタ自動車:東北地方にあるグループ各社の工場を停止している。地震後、車両組み立て子会社のセントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城工場(宮城県大衡村)と、関東自動車工業 の岩手工場(岩手県金ケ崎町)で操業を停止。従業員が避難しているため、工場内部の状況の情報はなく、操業の再開についても決定していない。
 トヨタは今後の国内生産体制として、お膝元の東海地方、高級車などを生産する九州地方に続く、東北地方を国内第3の生産集積拠点とする方針を示している。セントラル自動車の宮城工場や関東自動車の岩手工場は輸出向け小型車などを生産しており、両工場合わせた年産能力は42万台に上る。

・ホンダ:週明け14日の対応として「本田技術研究所四輪R&Dセンター栃木」(栃木県芳賀町)など、栃木地区の全事業所を休業(出勤停止)とすることを決めた。車両組立の狭山工場(埼玉県狭山市)、小川工場(同小川町)、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)と、四輪車の自動変速機を手掛ける浜松製作所(静岡県浜松市)についても生産を休止する。

・日産自動車: 東北と関東にある5工場で操業を停止している。停止しているのは、いわき工場(福島県いわき市)、栃木工場(栃木県上三川町)、横浜工場(神奈川県横浜市)、追浜工場(同横須賀市)、座間事業所(同座間市)。

・ソニー:東北地方にある6カ所の生産拠点(宮城県4、福島県2)の操業を停止した。宮城県多賀城市の光学フィルムなど化学系工場の浸水被害は続いており、従業員約1000人は高層階に避難中。この他5拠点で大きな損壊は確認されていないが、設備全体の影響は確認作業中で、週明けの稼働の是非を判断するまでには至っていない。
・キヤノン:東北・関東の地震の影響地域に7カ所の生産拠点がある。ほとんどの拠点で停電が発生し、宇都宮市のレンズ工場では天井が落ちて従業員がけがをするなどの被害があり、生産に影響が出始めている。復旧の見込みは調査中。

・富士通:人的な被害は出ていない。家族を含め100%という意味では全部確認しきてれいないが、今のところ大きな事故の報告はない。工場への被害などについては、実際どうなっているのかを把握するには専門家の目が必要なのでしばらく時間がかかる。