リーマンとウランの関係!? | SMART広報『蛙の目』

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Bloomberg/ウラン価格の回復待つ リーマン、核爆弾1個分を“温存” - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

トレーダーや核問題の専門家によると、破綻(はたん)した米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは、核爆弾1個を製造可能なほどのウラン精鉱を保有しており、価格が回復するのを待っている。

 債務返済に苦しむリーマンのブライアン・マーサルCEO(最高経営責任者)は、「決済期限の到来した」ウラン精鉱を買い入れており、相場が回復した際、「最適な価格で」売却する方針だ。


↑ おいおいというとんでもない話ですねえ。マネーの世界に「救い」があるのかと暗澹たる気持ちになります。

なんでもあり。徹底抗戦のtakaponさんではありませんが…、お金で買えないものはない…。

>かつて世界4位の投資銀行だったリーマンは、推定約2000億ドル(約20兆円)無担保債務を抱えている。トレーダーらが匿名を条件に明らかにしたところによると、リーマンが保有するウランは50万ポンドに上る可能性があり、現行の価格(1ポンド当たり約40ドル)で換算すると、総額2000万ドルに相当する。

>世界経済危機の影響で中国やインドなどの国々が原子力発電プロジェクトを延期するとの懸念が高まる一方、リーマンがウランを市場に大量放出する可能性があるとの見方がトレーダーの間で広がったため、ウラン価格は1ポンド当たり55ドルを付けた昨年12月以降、5カ月連続で下落している。

>ウラン価格情報を提供する米ユーエックス・コンサルティングによると、2008年にスポット市場で売却されたウラン精鉱は4300万ポンドを超え、出来高は07年の2倍以上に拡大した。ウランを保有するファンドの株式を含め60億ドル相当を運用するCQS・UK(ロンドン)のファンドマネジャー、ジョン・ウォン氏によると、流動性の低いウラン市場が供給過剰となったため、昨年9~11月に価格は約30%下落。ヘッジファンドなどの投機筋による売りが加速した。

原子力発電だけかなあ? まさに死の商人なのでは?

>マーサルCEOによると、リーマンは昨年9月に連邦破産法の適用申請を行った後、資金を調達すべくウラン市場での取引を「試験的に」行ってみた。しかし価格が安く、すぐに市場から引き下がった。

>リーマンは他の資産売却により100億ドルを調達済みで、ウラン売却を急ぐ理由はないという。 同CEOは、「ウランは今後2年間にわたって徐々に売却していく計画だ。市場に大量放出するつもりもなければ、安値で売りさばくつもりもない」と話した。

↑2000億ドルの債務があるんですよね。いや、売れといっているわけではなく、金銭感覚がわからないという話がしたいのですが…。

「国家」の核拡散だけでなく、「マネー=ヘッジファンド」の核拡散が怖い。

オバマ演説はどうなるのだろう。



↑ ウラン入りのワイングラスです。微量ですが、ウランが入っているんですよ。昔の夜光塗料のように怪しく光ります。

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