内閣府が8日発表した3月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を3カ月前と比較した現状判断指数が、前月に比べ9.0ポイント上昇して28.4となり、3カ月連続で改善した。高速道路料金の引き下げや定額給付金による需要増が主因という。ただ、悪化基調に変わりはなく、内閣府は「景気が底を打ったとはみていない」としており、底ばい状態が続きそうだ。 |
確かに4月に入り、マスコミの論調は変わりました。少し、改善の兆しはあるのでしょう。
でも、でもね、要因として高速道路の値下げと定額給付金ということはないでしょう。誘導の気配を感じますね。
↓ この記事との落差は大きい。
総合/倒産深刻 「5月危機」の恐れ 昨年度負債総額、一気に2.4倍 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
東京商工リサーチが8日発表した2008年度の全国企業倒産件数(負債額1000万円以上)は、3年連続の増加となる前年度比12.39%増の1万6146件で、02年度以来6年ぶりに1万6000件を超えた。負債総額は、前年の2.4倍で戦後5番目の14兆189億円。上場企業の倒産は戦後最悪の45件で、昨年秋以降の金融危機が実体経済に与えた影響を改めて浮き彫りにした形だ。 |
↓ こちらはアメリカ。
Bloomberg/てこ入れ策 楽観これから 企業経営者景況感、7年ぶり低水準 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
米経済団体ビジネス・ラウンドテーブルが7日発表した調査によると、1~3月期(第1四半期)の企業経営者の景況感は、少なくとも7年ぶりの低水準に悪化した。政府の景気対策により経営者が楽観的な見方を取り戻すにはまだ時間がかかることが示された。 ≪市場すでに自信≫ ・・・ 米マグローヒルのCEO(最高経営責任者)でラウンドテーブルの会長を務めるハロルド・マグロー氏は発表文のなかで、「経済の活性化には国内外の消費者信頼感と需要の改善が不可欠だ。2月にオバマ大統領が承認した景気対策の効果が表れるまでには時間がかかるが、市場はすでに自信を取り戻し始めている。これは極めて重要な第一歩だ」と解説した。 ・・・ 同氏は、「今は夜明け前の最も暗い時間。ここから改善の兆しが見え始めるだろう」としたうえで、「金融危機が収束に向かうにつれ、年内には経済も回復を始めると考えている」との見方を示した。 |
最後の記事にあるように、いまは「見え始めるだろう」という表現が適切な感じではないでしょうか。
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