日本の一人あたり名目国内総生産(GDP)が2007年度に世界19位で先進七カ国で最下位になったという記事が今朝の日経新聞にでていました。内閣府の国民経済計算で明らかになったものですが、デフレ脱却が遅れ成長率が伸び悩んだためと分析、上位にきたヨーロッパ各国はユーロ高でドル換算なので伸びたということのようです。
また家計の貯蓄率は前年度比で1.8ポイント低い2.2%と過去最低。(家計収入から税金や社会保険料を差し引いたのが可処分所得で消費に使わす残った割合)
1ルクセンブルク
2ノルウェー
3アイスランド
4アイルランド
5スイス
6デンマーク
7スウェーデン
8オランダ
9フィンランド
10イギリス
11アメリカ
12オーストラリア
13オーストリア
14カナダ
15ベルギー
16フランス
17ドイツ
18イタリア
19日本
20スペイン
但し2008年度は円高の影響で上昇する見込み。というかユーロ安が激しいので相対的に順位は上がるでしょうね。
一方、日本の名目GDPは4兆3850億ドルで世界2位ながら世界全体のGDPに占める割合は8.1%で昨年10%を割り込んでから2年連続で減少。
一年後にもう一度チェックしたい記事ですね。仕込んでおきましょう。