
プーチンのエネルギー戦略
天然ガス版のOPECになることは間違いありません。そしてその中心にロシアが座ることも。
これはプーチンがずーっと思い描いてきたことで、まず国内の石油・ガス関係を陰謀とも思える手法で国家支配におきました。そのために多くの企業家が逮捕されたり、国外に脱出したりしていますし、昨年ロンドンで放射性物質で暗殺された元諜報部員のリトビネンコ氏もプーチン前大統領のエネルギー関係の不正を暴いたからとも噂されています。
暗殺・リトビネンコ事件 (アンサツ・リトビネンコジケン) - 関心空間
冬をヨーロッパ迎えて天然ガスは旧東欧諸国と西ヨーロッパへのエネルギー供給は戦略的な意味を持ちます。
天然ガスのパイプラインはウクライナを経由し、石油のパイプラインはベラルーシを経由してヨーロッパに流れていきますので、その両国に毎年ロシアは圧力をかけています。そしてその圧力のかけ方は債務問題であったり、値上げ通告であったりします。
私のブログでは下で追いかけてきました。
ユコス問題 Snapshot
元スパイ殺害事件 Snapshot
エネルギー問題 Snapshot
警戒しながら見ていかなければならない動きです。

資源大国ロシアの実像

勃発!エネルギー資源争奪戦