人口13億自殺者25-30万人って自殺率は日本が高い | SMART広報『蛙の目』

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人数を見てぎょっとしたが、人口が13億もいるので、自殺率をみるとたぶん日本の方が上。

それで自殺率で調べたらwikipediaに国別の自殺率が載っていました。

国の自殺率順リスト - Wikipedia

それでもこの記事はいろいろと考えさせられる記事です。

特色は以下のものだと思われます。

>中国は、女性の自殺者数の割合が全体の58%と、世界で唯一、男性の割合を上回っている。また、農村部の自殺者数が都市部を上回っているというのも、他の国の傾向とは異なっている。中国では、農村部の自殺者数は都市部を3倍から4倍上回っているという。

その他にも

>1978年以降の改革・開放政策で、国は激変し、そこに住む13億人の心にも大きな混乱をもたらした。専門家らは、伝統的な家族のあり方が機能しなくなるとともに社会システムも崩壊し、人間関係が硬直化し、個人に相当なストレスがかかるようになっていると分析する。

>また、このわずか1世代のあいだで、中国の文化は「利益追求型」とも断言できるものに変貌した。経済的な豊かさが追求されるなか、競争社会は「一人っ子」たちにも、親の過大な期待というプレッシャーを押しつける。また、教育などの機会が増え、より多くの人が出世の階段を登りやすくなっている時代ではあるが、底知れぬ不安感でつぶれてしまう人も多い。

>中国の年間自殺者数は25万人から30万人で、世界合計の約25%を占める。また、2分に1人が自殺している計算になる。15-34歳の死因の1位は、自殺によるものだ。

>この国では、ほとんどの人、特に若者は、無宗教だ。寺にお参りに行くといっても、金持ちになれるよう願いに行くようなものだ

最後の一文が効いていますね。


日本の本当の順位

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

日本は今や技術に強くはない。実は国土は狭くない―世界ランキングで客観的に見てみると、日本に対する思いこみがガラリと変わる。革新的なアイスランド、ちょっとキザなイラン、強い政府が支えるシンガポール、映画大好きインドなどなど、各国のお国柄が伝わってくるエピソードを交えつつ、世界における日本の位置づけをやさしく解説する。

【目次】(「BOOK」データベースより)

1 日本の「誇り」(自国民としての誇り・57位―自虐的な国民性の正体は/国防支出の総額・6位―軍隊はいないはずなのに世界有数の国防費を支出 ほか)/2 日本の国土と国民(国土面積・61位―島国は狭いという錯覚、ドイツより広い日本の国土/人口・10位―国力を支える人口の多さ、日本も大国の一角 ほか)/3 日本の快楽と文化(ブログ投稿数・1位―ネット世界の筆頭勢力となった“小声の文化”/セックスの頻度・最下位―世界でダントツのセックスレス社会 ほか)/4 日本の産業とテクノロジー(科学技術リテラシー・13位―資源小国が生き抜くための武器/研究開発費・3位―科学立国の面目躍如 ほか)/5 日本の不自由・息苦しさ(自殺率・9位―先進国でトップ、自殺大国日本/所得の不平等度・11位―順位は低いが、格差は拡大中 ほか)/6 日本の本当の豊かさ(平和度指数・5位―国内での感覚より平和という評価が世界の現実/失業率・23位―世界の中ではこれでも安定した労働環境の国 ほか)