トリビューン破綻とアメリカのメディア事情 | SMART広報『蛙の目』

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トリビューンが8日破産法11条の適用を申請し事実上の倒産をしました。
実は昨年末に買収されたばかりでしたが、買収先も資金調達ができずに破綻です。

日経に主要紙の発行部数と前年比の一覧表が出ていました。

2008年3-9月の発行部数

USAトゥデイ            229.3 (0.0) ガネット
ウォールストリートジャーナル 201.2 (0.0) ニューズ・コーポレーション
ニューヨークタイムズ      100.1 (-3.6) ニューヨークタイムズ
ロサンゼルス・タイムズ      73.9 (-5.2) トリビューン
ニューヨーク・デイリー・ニュース63.3 (7.2) ニューヨーク・デイリー・ニュース
ニューヨーク・ポスト        62.5 (-6.3) ニューズ・コーポレーション
ワシントン・ポスト          62.2 (-1.9) ワシントン・ポスト
シカゴ・トリビューン        51.6 (-7.8) トリビューン

これをみると確かにトリビューンの落ち込みが激しいですね。

新聞業界の苦戦はネットの台頭と広告収入の落ち込みが原因。

ただ日本の新聞社に比べてネットはずーっと充実しています。投書もできないし、すぐに記事が消えるasahi.comなど最悪です。ブログでおちおち、リンクも貼れません。これは、今の時代「ありえない」でしょう。

asahi.comの運命やいかにという感じを持っています。

最新の日本のメディア事情については先週号の週刊ダイヤモンドがオススメです。



週刊 ダイヤモンド 2008年 12/6号 [雑誌]