今朝の日経新聞に原油価格が暴騰した7月半ばの半値に落ち込んだ要因の分析がでていました。
それによると大量に流入したヘッジファンドなどの大口投資家のマネーの引き上げによるらしいのです。
それに実態経済の冷え込みで需要が緩和したことも重なる。
そんなの誰にでもわかる?
まあそうなんですが、おそらく生涯で一度あるかないかの大変動の時期ですので、もっと素朴に日ごろの経済への疑問をさらけ出して、調べてみようと思ったわけです。
金融問題がきちっと書ける新聞記者がいないからバンカーやトレーダーの暴走を許したという声も聞こえきますが、それくらいに複雑に入り組んだ仕組みに世界経済はなっています。
デリバティブの仕組みなどきちっと素人に分かるように書いたものはあまりありませんでしたし、素人は「しろうと」しなかったのです。(笑)
ちょうどイソギンチャクが満潮時に触手を伸ばせるだけ伸ばしてエサを取り込んでいる状態を好況時であるとするならば、今は潮が引いて、イソギンチャクが梅干しのように縮こまっている状態でしょう。
そうすると、結構、実体がわかりやすくなるということがあります。なぜか、複雑に見えていたものが、ぼろがはがれて本体が見えてくるというような感覚ですね。
あらっ、そういうことだったのね、と。
はい、それで原油の上げの要因と下げの要因の分析 by 日経新聞です。
<7月半ばまで>
高騰要因 新興国の需要増 + 油田の老朽化 + 地政学リスク + 資源ナショナリズム
<7月半ばから>
急落要因 欧米の金融危機 + 先進国の需要減 + 中国の需要に陰り +OPECの増産
ということです。
ついでにマネーの動きも図式化されていました。
<7月半ばまで(矢印がお金の流れ)>
原油市場
Λ Λ
| |
株式市場 -> 債券市場
<7月半ばから>
原油市場
| |
| V
株式市場 +>債券市場
| | |
V V V
現 金 化
こちらの記事も参考に
原油価格も急落してます |蛙の目
【記事追記 10/19】
