企業の詐欺といえばエンロン事件を思い出す | SMART広報『蛙の目』

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政府が救済するにあたって、国民のや議会の目が厳しいのでアリバイ的な操作が行われるという論調ですが、私は、もっと厳しいもので、やはり、不正操作のようなことが表面化するだろうと見ています。

いけいけどんどんでやっていたアメリカ経済が急ブレーキを踏んだわけで、そうなると正気に戻るということもあるわけで過去の不正はあらわになるでしょう。

エンロン事件を思い出しました。

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カネボウの粉飾に関して詳しく書かれています。


やってしまった過去を消し去ることはできませんので、立ち止まれば何かが出てくるに違いありません。それが社会的正義でありますが、現代はそれでも繁栄のために、それを覆い隠してしまうでしょうか、その点が、今回の出来事でとても興味深いことです。

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これは人間の業のように常に社会について回ることですね。

いずれにせよバブルの上澄み部分は株式市場で電子の藻屑と消えてしまうのでしょうけど。

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日本の金融機関がプレゼンスを高めているという話は、またぞろブラックマンデー以後の日本経済のバブル化を思わせる動きですが、そうそう同じような展開にはならないでしょう。

私が気になるのはハイテク株というかIT関連企業です。ここだけは、将来のために活力を失ってほしくないと思っています。

株価の動き、経済の動向だけでなく経済の不正と社会の修復力の観点でサブプライムローン焦げ付きからはじまった今回の事件を見ていこうと思い始めました。

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