息子のキャンプの引率 | SMART広報『蛙の目』

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ブログネタ:夏休み、子どもと一緒にどこ行きたい? 参加中

中3になる息子が友達をひきつれてキャンプに行くと言い出した。受験を控えているのにである。息子は陸上部のキャプテンだが、夏休み前に中3は引退、その追い出しを兼ねるという。それで、参加者を募ったら5人が参加表明。中3は息子のほかにもう一人だけ。あとは中2。

どう考えても、息子がリーダーで何かあったら、大変なことだ。そこで引率を買ってでた。ただキャンプするのも何だから、勉強を午前中見てやるということにした。その方が、親御さんも安心だろうからと。

それで先週22日から2泊3日で出かけてきた。

場所は埼玉県の名栗げんきプラザ。旧名を埼玉県立名栗少年自然の家といい、宮崎勉事件の時の遺体発見場所でもある。その後、経営を県から民間に移し、名前も変えたわけだ。息子から、「げんきプラザ」と聞いた時は気がつかなかったが、行ってみて、わかった。小学校の林間学校で結構使われているらしく、行っている間も利用者が多かった。息子たちには事件のことはいわなかったが、私としては気になっていた。

できるだけ、手出しや口出しはしないようにと思ったが、やはり、息子の計画は穴だらけ。食器やはし、スプーンを用意してないとかは愛嬌として、米がない。カレーの肉がない。山の中にあるのに、ザックではなく、手提げの大きなバッグでくる奴がいる。息子以外、全員DS持参で空いた時間はゲーム三昧。夜は寝ない。

車で1時間かけて下まで買い出しに行くのは当然私の役目だ。

そして、2日目、ついに事件が起こった。

キャンプをするグループのリーダーが夕方4時に集まってミーティングをする決まりになっているのだが、2日目のミーティングが終わった時に、スピーカーで管理事務所から呼び出しを受けた。

「至急事務室へ!」

行ってみると、子供たちの一人がマムシにかまれたというではないか!


mamushi


保健室で係りの人が手当をしている。幸いにも赤ちゃんのマムシでそれほど毒も強くなさそうで、かまれた子も動揺はしているが、命に別条はなさそうだ。道で見かけたマムシの子をはじめは棒でつついたり、ケータイで撮ったりしていたらしいが、そのうちに一人が捕まえると言い出し、咬まれたというのだ。ばか!

水道で傷口をとにかく流し、その間、血清があるという病院に連絡をするが血清はないという、ほうぼうに電話をかけてやっと埼玉医科大学病院に血清があることがわかった。ただ車で70分という。私が搬送することにしてカーナビをセットし、出発、約60分で毛呂山町の埼玉医科大学救急部に到着。

ところが保険証がない、傷口を切開するにも親の同意がいるという。どう急いでも一時間はかかる距離。しかもご両親は二人でコンビニを経営しておられて、すぐには出られない。とにかく急いできてくださいということを伝えて、私が付添ながら、点滴を開始。傷口上部の腕を血圧計で圧迫しながら(15分圧迫し5分休みの繰り返し)おかあさんの到着を待った。本人は元気だ。昨夜、あまり寝ていないせいもあり、車のなかでは寝ていたくらいだ。

一応、医師に緊急ですかと尋ねると緊急だという。なのに親の到着を待つのに疑問を感じたが、まあ、逆らっても仕方ないので、キャンプ場と連絡を取りつつ、待つこと1時間半。おかあさんが到着。そのお母さんに医師は5日間の入院を告げた。時計は夜の9時を回っていたが、それを聞きながら、再び名栗へ、山中の夜道の走行なので、慎重に運転したが、宮崎事件のこともあり、多少の恐怖心も。

息子たちは自分たちで夕食を作って食べ、バンガローに戻っていた。口ではその子がかわいそうとかいいながら、夜遅くまでゲームをしたり、しゃべったり、騒いでいる。

というわけで、最後の日の朝、ついに大目玉を食らわせることとなった。全員を一喝。

とんだ夏休みのキャンプになってしまったが、それでも子どもたちは楽しかったようだ。マムシにかまれた子も、結局なんともなく無事に今日退院。

経過をキャンプ場管理事務所に報告して私の引率の役目を終えた。子どもたちの実態がよくわかり、私にも有意義ではあったが、先が思いやられる。



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