あまり賛同者も理解者もいないのだが、複数の、それもかなりの数のブログを作っている。日本の文化的伝統というか、ドキュメントに対する欧米との考え方の違いというか、ブログの作り方も欧米と日本とはかなり違う。
このことはよく指摘されている。日本のブログは日記から移行したものが多い。「きっこの日記」と「きっこのブログ」の関係がよくそれをあらわしている。
一方WEB+LOG、すなわちWEBのログをとるという形からスタートしたアメリカのブログとは様相がちょっと違うのである。
ちなみに日経新聞などはブログの説明に日記風個人ホームページという言い方を使っている。
何がいいたいかというと、よくブログの作り方とかの本にはテーマを持てと書いてあるが、どうも日本人には日記でいいといった方が向いているのではないかということなのだ。とりあえず、それではじめてみるといくつかのテーマが見えてくるからそれをカテゴリにし、さらに別なブログに独立させるのがいいのではないかということだ。構想を持ってやるのは日本人向きではない。泥縄式が意外に日本人向きなのだ。
テーマを持てということは、アフィリエイトなどのやり方の本には必ず出てくる。ブログで稼ぎたいという人向けの本だ。私などは、もちろんアフィリエイトで稼ぎたいが、それよりもブログに何かインセンティブをもってやりたいという気持ちでアフィリエイトをはじめた。ただアクセスアップを目指しても、どうも力がでてこない。これがお金の形であらわせたらいい。ご存知のようにアフィリエイトは労力の割りに儲からない。儲かっている人はほんの一部、それの「アフィリエイトに成功する方法」というような情報を売るいわゆる「情報商材」というものを売って儲けている人を除いて、個人のアフィリエイターで稼げている人は本当に少ないと聞く。
どこのブログにいってもあんなにバナー広告が貼ってあるのにである。
私自身ブログを4年間続けるうちに、いくつものブログを持つようになった。管理は大変ではといわれるが、マルチポストができたfeedpathRabbitのおかげでことの他簡単だ。ケータイメールからの投稿もあて先を変えるだけでマルチポストが可能なので、これも使っている。まったく全部にマルチポストするのではなく、そこは書いた内容に応じて適当に割り振るのである。朝、電車の中で一本、夜PCで一本というペースで、やっていくとまあまあ頻度も高いものになる。
だからfeedpathRabbitに変わるサービスを見つけることがこのゴールデンウィークの大仕事なのである。今日わかったことは有力候補だったxfyBlogEditorがマルチポスト向きではないということ。仕様が、個別ブログを独立管理なので、あて先を変えるという簡単な操作では記事を流用できないのである。
さあ、困った。