だいぶ前から小学校での英語教育の必修化が議論されているが、実現はいまだにしていない。
国語力がつかないうちから外国語を教えることの賛否などがあって、実現していないように見えるのだが、実はそんなことよりも結局、教師たちの縄張り争い、エゴという部分が大きい。授業数が減らされることに抵抗する小学校教師。文法・リーディング中心のこれまでの英語教育が脅かされることに反対の中高教師。教育の現場にいるとどうしても、そうした裏が見える。子ども本位で考えるべきなのに、大人の都合で教育が左右されるというのは、英語教育に限らずいろいろなところで繰り返されてきた。
公教育の外にある塾・予備校が意外と重要な役割を果たしているのも事実。
子どもの英語教育に関しても民間の教育機関の方がよっぽど先をいっている。たとえばヤマハの英語教室のプログラムをみてみると、年齢と成長に合わせてよく組まれている。特にリズムを取り入れた低学年のプログラムはよくできている。
実は英語の発音の基礎は一音節にどれだけの単語をいれられるかだということを、2年前の研修で身を持って体験した。a dog, a white dog, a white and black dog これを全て見事に2音節の中におさめてみせられた。もちろん、 a dog, a white dog, は簡単だが、最後の a white and black dogはなかなかリズム感がないとできない。
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