第3回:真面目かっ | My-Hero

My-Hero

ヒーローに憧れた夢。

ヒーロー、漁の取材へ行く。





この道二十年。

二十年。

いや、最初はね、ほんとにね、全然来なかったですよ。でも本当にね、だんだん、最初こいつが来たときは、ほんと嬉しかったですよ。

成功第一人者である相棒さんへのインタビュー。



始めは、乗り越えるには余りにも高く。それが不可能と思える程巨大な壁が、二人の目の前に立ち塞がっていた。


今となっては笑顔で迎えてくれる愛すべき家族からも、当初はと言うと大反対されていたのが現実だ。誰も理解してくれる人はいなかった。応援してくれる人は皆無。


信じられるものは、自分と相棒だけ。失敗しても誰の所為にも出来ない。全ては自分自身の責任だ。その頃のまだ若い年齢で、自分の将来を、人生を考え、決めることが出来たヒーローをとっても尊敬している。


成功する確証はない。それでも成功する他、認められる術はない。過酷な世界へと足を踏み入れたヒーローであったが、どんな辛いことでも相棒と一緒に乗り越えてきた。


ボロボロに負けて心が砕かれそうになっても、相棒と共に歩いてきた。止まらずに、離れずに、いつも一緒に生きてきた。


血の滲むような努力の結果、地元で彼等は広く受け入れられ定着していった。それは、成功と言っても決して過言ではなく。そう結論付けても、誰も笑わなかっただろう。それくらい、ちゃんと成功していたのだ。


しかしヒーローたちは、そこでは終わりにしなかった。いつから決めていたのだろう。始める前から決めていたのだろうか。地元の次は、全国。そう、東京へ進出していったのだ。


カッコイイ。今まで築いてきたもの、その全てをまたゼロに戻して。もう一度、あの過酷な道を走ってゆく。


何も知らないときに歩き始めるより、全てを知ってから改めて始めの一歩を踏み出すことの方が、いかに勇気のいったことか。そのヒーローと相棒に、今でも沢山の拍手を贈りたい。


どうやって決めたんだろう。そんなに強く心を持てたのは、ヒーローが雄偉であったから。ヒーローに、相棒がいてくれたから。二人だから出来たこと。一人では何も出来なかったかもしれない。


それがヒーローなんだ。それが、ヒーローと相棒なんだ。二人で一つ。いつも心は一つ。同じベクトルを持って、一生一緒に笑っていくんだ。そうやって、これからも生きていくんだ。



ヒーロー、どうでしたか?
初めての海での漁は?

いや、最初の頃は全然ほんと来なかったんですけど。


真面目か!



スゴイのは、全部アドリブってこと。俗に言う、フリートーク。きっと、小さい頃からこうやって遊んできたんだろうなぁ。


この関係が今まで壊れなかったこと、現在も継続していること。それがヒーローと相棒の、一番の強み。フリートークが面白いって、絶対に売れる!間違いない‼


本当に 大好きです。

これからも 絶対に 大好きです。



また みつけます。