way to use a kitchen knife | My-Hero

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ヒーローに憧れた夢。

今日も朝早くから、お弁当作りのためにキンキンに冷えた台所へ。

と言っても、普段より約10分遅れての到着。

なんと、目覚まし時計がセットされていなかったのだ。

これは10分の遅刻というよりも


「よくぞその時間に自力で目覚めた!」と言い聞かせてやりましたよ。

…。


今日の献立は、カツ丼。

夕べの余りのカツに卵を綴じて、丼物にアレンジ。

さっそく玉葱をスライス。

ザクリ、トントントントントン

あれ?

なんか今の良くなかった?


今のって、お母さんの音じゃない?

ほら、世の中のお母さんと呼ばれている方々が出す音。

ね?

やっぱそうだよね!?


私、ちょっと包丁の使い方上手くなったのかも。

こんな何気ない瞬間に意識させられるとは。

ありふれた玉葱で。


人生って、そういうことなのかもしれない。


小さな日々の積み重ねが

意識して良く見てみると

大きくて立派なお城が

そこに築かれているってこと





ヒーロー、

貴方に手料理を振る舞える券があったら

私の腕ももっと早く磨かれるんだけどな。


「私はもともとやればできるタイプやねん」と言い聞かせてやりましたよ。

…。


また みつけます。